学問のすすめ 福沢諭吉

今日は福沢諭吉の「学問のすすめ」と文学壁紙を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これはちょっと、原文で読むのが難しかったです。古い文学をよく読んでいる人なら楽々読めると思うんですが。ぼくは検索して現代語と比較しながら読んでみました。とりあえず概要をすこし紹介してみます。
 
 
福沢諭吉は、全ての人に学びの場があったほうが良いよと書いています。学ばないと損をしちゃうよ、多くの人達が賢くならないと、国自体が悲惨なことをやりはじめるよ、と書いています。そうならないためには、大組織も個人もそれぞれに助力し合って、学んでゆかないとダメだよ、と記されています。それで、どういうものが学びなのかというと、学問の細かい箇所の整合性を検討したり自分の人生に応用できないことを知るのは、これは専門家だけがすべきことで、やらなくて良いと言っています。
 
 
福沢諭吉の言う、みんながやるべき学びというのは、世間と自分とがうまく関係を保つにはどうすればいいか、ってことを自分で考えられるようになる、それから基本的な学力をつけるっていう「実学」なんですよ。簡単なところで言うと上手く料理が作れるとか。難しいところでいくと世界全体がどうやったら幸福でいられるか、ということを考えてこれを実行すること。福沢諭吉は、これらがすべて学問だと言うんです。
 
 
自分一人がどうやって世間とうまく繋がれるか、ということを考えて、独立心を持てると良いね、と福沢諭吉は言います。また、身分が高かったりすごい立場に居る人を、その身分や立場がすごいというだけで従っているとひどいことになるよ、と書いているんですが、現代で言うとまさにこれは原発利権を牛耳っている一部の権力者に従って原発の新規建設を認めるようなことはぜったいにいけない、と読み解けると思います。じゃあそういう一部の権力者に対して、どう抵抗してゆけばいいかと言うと、福沢諭吉は非暴力を説いています。現在進行形でどんなに悪いことをして居る相手であっても、自力で裁いてはいけない、と書いています。武器を持たずに、正しいことを言いつづけて悪いことを辞めてもらう、というのがもっとも最上の方法論だ、と書いています。
 
 
福沢諭吉は名分と職分というのを明確に分けて、名分はダメなんだと書いているんですよ。名分というのは辞書で調べると「立場や身分」から生じるオキテと記されています。えばっているだけの人があてにならない、と書いています。それで、職分というのに注目しましょうと福沢諭吉は言っています。
 
 
福沢諭吉は実語教というのを話題の1つに挙げていて、これと文明開化とを照らしあわせながら諸説を説いています。
 
 
 
原稿用紙数枚に、学問のすすめの内容をまとめるのは不可能なので、興味があればぜひ全文を読んでみてください。
 
 
福沢諭吉の「学問のすすめ」 文学壁紙 
文学壁紙  
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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実語教

今日は「実語教」の全文と壁紙を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
実語教は、ことわざと同じで、普通の人のために作られた、初歩的な教えを記したものです。高度な知識人のために書かれたものではないんです。町人や農民の子どものために書かれたものです。寺子屋に来た子どもたちの身に付くようにとまとめられたものであるそうです(※誤記を訂正しました)。興味がありましたら、ぜひ読んでみてください。
 
 
ここに記された
「山高きが故に貴(たっと)からず。木有るを以て貴しとす」
 とか
「千両の金を積むと雖(いえど)も。一日の学に如かず」
というのに、なるほどと思いました。当時は学ぶ機会が非常に限られていたんだろうなあと思います。実語教は、平安時代に作られて、鎌倉時代に普及し、江戸時代の寺子屋でよく読まれていたそうです。当時は、これをかなり多くの子どもたちが暗誦していたようです。
 
  
実語教 文学壁紙 
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Kの昇天 或はKの溺死 梶井基次郎 文学壁紙

今日は梶井基次郎の「Kの昇天 或はKの溺死」と文学壁紙を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
Kという男の神秘的な幻想についての回想が物語の主軸です。以下の文章を壁紙にしてみたんですよ。しばらくこれをmacのデスクトップ画面にしていました。起動画面でひさしぶりに見るとギョッとする壁紙なんですよ……。



 影ほど不思議なものはないとK君は言いました。君もやってみれば、必ず経験するだろう。影をじーっと視凝めておると、そのなかにだんだん生物の相があらわれて来る。ほかでもない自分自身の姿なのだが。それは電燈の光線のようなものでは駄目だ。月の光が一番いい。何故ということは言わないが————

 
Kの昇天 或はKの溺死 梶井基次郎 文学壁紙 
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山羊の歌 中原中也 文学壁紙

今日は中原中也の「山羊の歌」と文学壁紙を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
文学壁紙をつくりました。ipadでもちゃんと表示できるように位置を調整しました。名作の本文と一緒にお楽しみください。中原中也の詩は、なんどでも繰り返し読んで楽しめると思います。
 
 
汚れつちまつた悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れつちまつた悲しみに
今日も風さへ吹きすぎる
 
中原中也 山羊の歌 文学壁紙 
文学壁紙2880x1800_1-2_mini  
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中原中也の詩集「山羊の歌」はこちらからお読みください。
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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農民芸術概論 宮沢賢治 文学壁紙

今日は宮沢賢治の「農民芸術概論」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
文学壁紙というのをはじめました。
名作と一緒にお楽しみください。
名作の要点と、その全体を両方楽しめるようにできればなあと思っています。

 
農民芸術概論 宮沢賢治 文学壁紙 

……われらに要るものは銀河を包む透明な意志
巨きな力と熱である……
われらの前途は輝きながら険峻である
険峻のその度ごとに四次芸術は巨大と深さとを加へる
詩人は苦痛をも享楽する
永久の未完成これ完成である

理解を了へばわれらは斯る論をも棄つる
畢竟ここには宮沢賢治一九二六年の
その考があるのみである
 
文学壁紙  
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