ラプンツェル グリム

今日はグリムのラプンツェルを公開します。縦書き表示で全文読めますよ。10ページほどの童話です。


この物語には、【魔女】と【囚われの少女】と【王子】という典型的な三者が登場します。
僕はこういう基本的なのに魅力的な構成の物語が何とも言えず好きです。

魔女というのが悪の知者で、
王子というのが救い主で、
囚われの少女というのがヒロイン。

まさに絵に描いたような構成です。
ジョルジョ・モランディの描いたビンをじっと見ているような気持ちになります。





塔に囚われた少女の救い主となる王子は、いくたびか塔の最上階で逢瀬を重ねます。
この原作は、もともとはもっと性的な物語だったそうです。型に嵌められて魅力が失われてしまった性表現を、もっと詩のようなものに生まれ変わらせたのがグリム兄弟なんです。





https://akarinohon.com/migration/rapunzel.html






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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
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