山月記 中島敦

 
今日は中島敦の山月記を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。中島敦は幼い頃から漢学を熱心に学んでいた作家です。
これは1942年に作られた物語で、日本の文学全集には必ずと言っていいほど掲載される有名な作品です。
「詩人になりたかった」という男が虎になると言うとても不思議なストーリーです。
原形は、中国の『人虎伝』で、漢文を研究し尽くした中島敦がこれを日本向けの物語に編み直しています。
なにか孤独な男をけんめいに描いているように思うのですが。たいへんに格式高い漢文調の物語です。今回は、旧字旧仮名遣い版を公開してみました。迫力のある文章です。10数ページと短いですので、ぜひ読み通してみてください。
 
 
 



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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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