源氏物語 乙女

 
 
今日は源氏物語の乙女を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。

京都駅から歩いていける場所に、東本願寺の別邸・渉成園というのがあります。源氏物語の主人公のモデルともいわれている源融(みなもとのとおる)が暮らしていた邸そっくりに作られたのが、渉成園の庭です。源氏物語に登場する人々は、渉成園のようなところで暮らしていました。

渉成園
 

この帖でも、源氏の子である夕霧が登場します。十二歳で元服するんですが、父源氏は高い位を与えて楽をさせるよりも、学問や政治を学ばせることを重視しています。

ところで源氏の子である夕霧は恋をするんですが、その恋した少女がじつは、政治的にはややこしい相手なのです。親たちの政治的駆け引きなんて関係ない。恋がしたい、という少年少女が描かれています。

 
  
前回のあらすじ(wikipediaより)
 
光源氏32歳の秋から冬の話。藤壺の死去と同じ頃、源氏の叔父である桃園式部卿宮が死去したので、その娘、朝顔は賀茂斎院を退いて邸にこもっていた。若い頃から朝顔に執着していた源氏は、朝顔と同居する叔母女五の宮の見舞いにかこつけ頻繁に桃園邸を訪ね、紫の上を不安にさせる。朝顔も源氏に好意を抱いていたが、源氏と深い仲になれば、六条御息所と同じく不幸になろうと恐れて源氏を拒んだ。朝顔への思いを諦めた源氏は、雪の夜、紫の上をなぐさめつつ、これまでの女性のことを話して過去を振り返る。その夜源氏の夢に藤壺があらわれ、罪が知れて苦しんでいると言って源氏を恨んだ。翌日、源氏は藤壺のために密かに供養を行い、来世では共にと願った。
 
 
 
 



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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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貧しき信徒 八木重吉

 
今日は貧しき信徒 八木重吉を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
この詩集が欲しいなあ、と思います。明かりの本ではデジタル詩集を公開しているのですが、これは紙の本で手元に置いておきたいなあと思うんです。じっくり読んでみたい詩集です。時折読んでみたい。手にとって読んでみたい。誰かに読んでもらいたい。
 
 



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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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鼻 芥川龍之介

 
今日は芥川龍之介の「鼻」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは芥川龍之介のかなり有名な代表作です。


禅智内供は、鼻が長すぎて困っているお坊さんなのです。鼻がどうも、他の人とぜんぜん違う。それで悩んでいる。「みんなちがって、みんないい」という詩を残したのは金子みすずですが、芥川龍之介は他の作家となんだか雰囲気が違うなあとよく思います。


芥川龍之介は短いけれども印象深い、短編小説の名手であります。芥川龍之介の作品は、じつは創作と言うよりも翻訳であったり、古い話を新しく作りかえることが非常に上手かったのだそうです。だから芥川龍之介の小説には原典がけっこうあるのです。おもに中国の古い物語が原典である場合が多いんです。


芥川龍之介の作品はとても印象的なので、スタンドアローンなオリジナル創作にこだわっている人なんだと思い込んでいたんですが、実際は古い物語を作り直すことを重視している作家なのだそうです。


古いものをしっかりとよく見ようとする人のほうが、かえって独創的に思える作品を残すのが不思議です。ギリシャ神話を引用して哲学を創ったり、ギリシャ神話になぞらえて現代小説を書く作家が居ますがそういう人が、オリジナルだなあと感じるのです。不思議です。
 
 


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レ・ミゼラブル(4) ユーゴー

 
今日はビクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル 第一部 ファンティーヌ』
『第四編 委託は時に放棄となる』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 

第二編で、この物語の大切なシーンが描かれています。
誰からも忌避されていたジャンバルジャンが、慈悲深いミリエル司教(=ビヤンヴニュ閣下)に暖かい食事と寝床を与えられて、ジャンバルジャンはこの司教に大変に感謝するんです。ところがジャンバルジャンは生まれついての泥棒で、ものを盗むことしか考えられない。それでミリエル司教から銀の食器を盗んでしまい、憲兵に捕まってしまうんです。そこで司教はとっさに作り話をして、それは彼にあげたのだと言って、ジャンバルジャンを許します。


ユーゴーはこの『レ・ミゼラブル』の他にも『死刑囚最後の日』という小説を書いています。ユーゴーが書きたいと思っているのは、刑罰と人権の問題だと思います。


刑罰に関する論文をいくつか読んだことがあるのですが、刑罰というのは暴力を規制して市民全員の安全を確保するためのものであって、国家がおおやけに個人の活動を制限する【暴力装置】である、というようなことが書いてあります。刑罰とは、国家が行う暴力装置である、そうです。


人権問題の本をいろいろ読んでみると、死刑制度の廃止を誠実に訴える人や、死刑囚の人権について取材した本などがあって、人権について考えている人が求めているものをおおまかに解釈してみると、

《1》犯罪と刑罰を減らしてゆくことが重要である。
《2》刑罰とはすべて教育刑でなければならない。

ということの二本柱なんだなと思ったことがあるんです。


《1》の犯罪と刑罰を減らすための議論をする識者は、あるシステムを社会に浸透させることによって全体の犯罪数を減らせるはずだという具体案を書き記しています。そういう論文を読むとけっこう興味深いですよ。死刑制度はじつは自殺を目的にした凶悪犯罪を増やしているだけなので廃止すべきだとか、そういう議論が書き記されています。また困窮者を犯罪から遠ざけるために、セーフティネットを充実させることが重要であるというような議論があります。

《2》の教育刑というのは、犯罪をしないほうが幸福になれるということを各個人に実感してもらって犯罪をしない人物になってもらう、犯罪に近づかない能力をつけてもらう、ということです。再犯を無くす効果が期待されるのが教育刑です。僕はあんまり仕事が無くって、図書館で本を読んでいたりすると「じつは自分は教育刑を受けている最中なんじゃないのか」と妄想したりすることがあります。記憶を失ってはいるが、ぼくは昔じつは大きな犯罪をしていて、その罰として、教育刑に処されているんじゃないか、などと妄想したりするのです。それで最近、難しい本を読むようになったんじゃないかと。いやこれは単なる嘘で、僕は大きな犯罪をしたことがないんですが。


ジャン・バルジャンは、罪人からはじまり、理想的な復活を遂げ社会を改善してゆく人物で、これを助けるのがミリエル司教です。ユーゴーが死刑制度になぜ反対しているのか、というところもこの物語を読む時の興味深いポイントになるのではないでしょうか。元罪人であっても、これだけ素晴らしい奴になるんだ、という理想的な展開があるのです。ユーゴーが求めているのは教育刑というようなものではなくて、寛容こそが人を導く、ということなんだと思います。


 


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観画談  幸田露伴

 
今日は幸田露伴の「観画談」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。幸田露伴は1867年に生まれた小説家です。西鶴などの江戸文学にくわしく、「五重塔」「連環記」などの小説が有名です。永井 荷風が私淑していた作家らしいです。荷風は幸田露伴を尊敬していて、露伴の思想や作品を熱心に読解していました。


この観画談は歳をとってから勉学をはじめた生真面目な男の話です。
 
 



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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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源氏物語 朝顔

 
 
今日は源氏物語の朝顔を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
源氏の義理の母である藤壺が亡くなった頃に、朝顔の斎院という姫君の父も世を去りました。
ですから源氏は朝顔の姫君に心を重ねているのではないでしょうか。


朝顔の斎院という姫君は、とても位の高い女性であるようです。源氏が付き合ったり結婚したりした女たちよりもさらに高貴な人物のようで、そのことで紫の夫人が「自分より位の高い女が源氏の家系に入りこんでは、自分の居場所が無くなってしまうのではないか」と心配してしまうほどなのでした。


皇統の血を受けつぐ高貴な女王(朝顔の姫君)はしかし、自分のことを謙遜していて、「みずからはあるかなきかの朝顔」のようなものだ、と述べるのでした。女王(朝顔の姫君)は、源氏からの求婚を丁寧に断ってゆくんです。


源氏は、女王(朝顔の姫君)と懇意となって結婚しようとしています。だんだん、源氏の社会に於ける一夫多妻の結婚というのがおぼろげに判ってきたように思えます。小さな村を作ってそこに一緒に住んでください、というのが、源氏が求めていることの中心のようです。


源氏は、この朝顔の帖で、今は亡き藤壺の生涯を思いかえしています。女王(朝顔の姫君)や紫の夫人の側に、もう一人の見えない登場人物が居る、というような印象が残る帖です。


ところで、この帖で女王(朝顔の姫君)が「昔というものは皆夢でございまして、それがさめたのちのはかない世かと、それもまだよく決めて思われません境地にただ今はおります私ですから……」と言うのですが、なんとも不思議な言葉だと思いませんか。紫式部はそのあとこう書いています。

だからこの世は定めがたい、頼みにしがたいのだと、こんな言葉の端からも源氏は悲しまれた。

この帖では、「夢」が重要な言葉として何度も書き記されています。
 
 
 
  
前回のあらすじ(wikipediaより)
 
光源氏31歳冬から32歳秋の話。明石の御方は悩みぬいた末、母尼君の説得もあって姫君を源氏に委ねることを決断する。雪の日に源氏が姫君を迎えに訪れ、明石の御方は涙ながらにそれを見送った。二条院では早速盛大な袴着が行われ、紫の上も今は姫君の可愛らしさに魅了されて、明石の御方のことも少しは許す気になるのだった。翌年、太政大臣(頭中将と葵の上の父)が亡くなり、その後も天変が相次いだ。不安定な政情の中、3月に病に臥していた藤壺が37歳で崩御。源氏は悲嘆のあまり、念誦堂に篭って泣き暮らした。法要が一段落ついた頃、藤壺の時代から仕えていた夜居の僧が、冷泉帝に出生の秘密を密かに告げた。衝撃を受けた帝は、実の父を臣下にしておくのは忍びないと考え源氏に位を譲ろうとしたが、源氏は強くそれを退けた。
 
 
 



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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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レ・ミゼラブル(3) ユーゴー

 
今日はビクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル 第一部 ファンティーヌ』
『第三編 一八一七年のこと』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
このレミゼラブルは、細部がなんだか興味深いんです。たとえば、第一編に登場する老人が、「永遠」についてなにかもごもごと言っていて、それが哲学的というかナンセンスというか不思議な世界観になっていて、なんだこれは、と思います。


第二編でついに、悲惨な人生を歩んできた主人公ジャンバルジャンが登場し、猛烈な性善説を説くミリエル司教とはじめて出会いました。僕は子どもの頃この話を読んでいたく気に入ったので、二十年ぶりに記憶にあるシーンを再読し「おお! ついにこのシーンが来たか!」と感激しました。


ジャンバルジャンって、甥っ子たちにパンを食べさせたかったので、パン屋から一切れのパンを盗んだだけなんですよね。それなのに凄絶な戒めを受ける。フランス革命後のキリスト教圏って、パンを盗んだだけでこんなにひどい目にあわせたりしたんでしょうか? パンを盗んだだけで十九年も投獄して、晴れて放免されたのちにも街中の人々から「お前に食わせるものはない!」「泥棒!」とののしられて、見知らぬ子供たちから石を投げられてしまい、宿に泊まることさえ拒絶される。


本人からしたら「子どもにパンを食べさせたかっただけなんだよ」と言いたいところだと思います。
この小説では、意味が伝わりやすいように、ものごとをしいて過剰に表現しているようです。




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