火星の芝居 石川啄木

 
今日は石川啄木の「火星の芝居」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
石川啄木は岩手出身の歌人で、歌集「一握の砂」が有名です。この「火星の芝居」は石川啄木が書いたとは思えないような、奇妙なショートショートです。興味があったら読んでみて下さい。
 
 
しかし……これはいったいなんなんでしょうか? 星新一が書いたんじゃ無くて、石川啄木が書いたんですよ。これ。うーん。

 
 


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http://akarinohon.com/center/kaseino_shibai.html
(約6頁 / ロード時間約30秒)
 
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ワーニャ伯父さん アントン・チェーホフ

 
今日はアントン・チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。チェーホフは貧困の中で勉学を志して、モスクワ大学医学部で医術を学びながら作家活動を続けるという努力を重ねた人物です。卒業後、医者となりながら創作も続けたというかなり早熟な芸術家です。はじめは金を稼ぐためにユーモア小説をおもに書いて、やがて文学を志し、モスクワ芸術座で演劇の名作をのこしてゆくようになりました。

このワーニャ伯父さんは、約180頁、4幕の戯曲です。
 
 


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(約180頁 / ロード時間約30秒)
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レ・ミゼラブル(8) ユーゴー

今日はビクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル 第一部 ファンティーヌ』
『第八編 反撃』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。


前回、市長であるマドレーヌ氏がすなわち生まれついての泥棒ジャン・ヴァルジャンであることが明らかとなりました。ユーゴーはマドレーヌさんの心理を描写する時に、猛烈に筆を走らせるのです。こんなことを書いています。


・(マドレーヌの内心の奥底をのぞくと)われわれは深い感動と戦慄を自ら禁じ得ない。
・海洋よりも壮大なる光景、それは天空である。天空よりも壮大なる光景、それは実に人の魂の内奥である。


すごい書きっぷりですよね。「俺の書いた小説を読んだらもう、深い感動と戦慄を禁じ得ないんだ!」って自分で書いて自画自賛しちゃってる。それでも納得して読めるんだからすごいと思います。こんなに筆が走っている小説というのも滅多に無いんじゃないかと思います。作者が興奮して書いているのがすごい伝わってくる文章ですよね。ユーゴーはこう書きます。

ある時を期して、考えに沈める一人の人の蒼白なる顔をとおし、その内部をのぞき、その魂をのぞき、その暗黒のうちをうかがい見よ。そこにこそ外部の静穏の下に、ホメロスの描ける巨人の戦いがあり、ミルトンの語れる竜や九頭蛇の混戦があり妖怪の群れがあり、ダンテの言える幻の渦がある。



過去の自分と決別したはずなのに、とマドレーヌ氏は葛藤しています。かつて泥棒であったマドレーヌ氏は、長い年月をかけて改心し、正直と善良に立ち戻って過去を乗り越えました。しかし、まったく不意に「昔の自分」にそっくりな人間が現れる。老人シャンと自分はまったく別人で無関係なんだと思おうとしても、どうしても無視できない。老翁の冤罪を晴らすためには「私が泥棒のジャン・バルジャンだ」と言わざるを得ない。彼は自首しようと決めるのですが、ただ本当のことを言って全てを失い、これまでの努力を台無しにすることがはたして善良な行いであるかと考えればけっしてそんなことはない。正直に生きるというのは、ただ事実をそのまま野方図に言えば良いということでは無い、とマドレーヌ氏は悩みます。


「天国のうちにとどまって悪魔となるか! あるいは、地獄に下って天使となるか!」
とマドレーヌは叫ぶのでした。マドレーヌは亡きミリエル司教に感化されて人生が変わったわけですから、キリスト教における「苦難を引き受ける」ということに信を置いているのであります。


その夜半、マドレーヌが見た夢というのがなんとも奇妙なんです。マドレーヌは夢の中で、男からこう述べられる。「君はどこへ行くんですか。君はもう長い前から死んでるということを知らないのですか。」


彼はなかば夢遊病者のように、シャンの裁判が行われる場へと馬を走らせる。関わり合いにならなければ、マドレーヌの未来はいっけん明るい。しかし彼は、危険であろうとも事実を知りたいと思うのでした。


いっぽう、病に倒れたファンティーヌはやや健康を取り戻し、マドレーヌ市長が娘のコゼットを連れて帰ってくれることを待ち望んでいます。マドレーヌは長い旅路の末、シャンの裁判が行われている場にたどり着きます。マドレーヌ氏はシャンの生い立ちを聞き、ついに裁判所でこう述べます。
「私がジャン・バルジャンである」
シャンマティユーの冤罪は晴れ、無事放免されました。
マドレーヌ氏は急ぎファンティーヌのもとへと引き返します。



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(約45頁 / ロード時間約30秒)


ビクトル・ユーゴー作 豊島与志雄訳

レ・ミゼラブル 第一部 ファンティーヌ (モバイル対応テキスト版はこちら
第一編 正しき人
第二編 墜落
第三編 一八一七年のこと
第四編 委託は時に放棄となる
第五編 下降
第六編 ジャヴェル
第七編 シャンマティユー事件
第八編 反撃

レ・ミゼラブル 第二部 コゼット (モバイル対応テキスト版はこちら
第一編 ワーテルロー
第二編 軍艦オリオン
第三編 死者への約束の履行
第四編 ゴルボー屋敷
第五編 暗がりの追跡に無言の一組
第六編 プティー・ピクプュス
第七編 余談
第八編 墓地は与えらるるものを受納す

レ・ミゼラブル 第三部 マリユス (モバイル対応テキスト版はこちら
第一編 パリーの微分子
第二編 大市民
第三編 祖父と孫
第四編 ABCの友
第五編 傑出せる不幸
第六編 両星の会交
第七編 パトロン・ミネット
第八編 邪悪なる貧民





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赤いろうそくと人魚 小川未明

 
今日は小川未明の「赤いろうそくと人魚」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
小川未明はとても有名な童話作家です。読んだことが無い方はぜひ読んでみてください。大人でも読める童話じゃないかと思います。神道ものの物語でよく登場する「神様」とか「おまもり」とか「豊漁祈願」というようなものが描かれています。風景描写が秀逸だなあと思うんですが。美しいイメージが広がる童話です。


人魚をまるで我が子のように育てる大人が居て、漁師町が栄えているんです。しかし話の途中から、人魚を檻に閉じ込めたがる奴隷商人が登場するんですが、これにだまされて人魚を排斥してしまったとたんにいろいろと不都合が出てくる。人魚と言うのはつまり、自然界に生きるものたちを代表しているように思えます。工場の汚染水によってかつての水俣では猫が病に侵された。猫が生きられない社会はつまり、我々も生きられない社会で、そういう自然環境と町との関係性が美しく描かれているように思えます。滅ぶという描写もどこか美しい童話です。記憶に残りやすい話だと思います。
 
 


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(約50頁 / ロード時間約30秒)
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魔術 芥川龍之介

 
今日は芥川龍之介の「魔術」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
内容が無いのがかっこいいと言いますか、不思議な小説です。
江戸川乱歩をはじめて読んだ時のような、新鮮な怪しさがあるかと思います。
 
 


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(約20頁 / ロード時間約30秒)
 





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京都人の夜景色 村山槐多

 
今日は画家であり詩人でもある村山槐多の「京都人の夜景色」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。村山槐多はじつに迫力のある人物画を数多く残した画家なんですが、詩集も出してるんです。文筆と美術を両方やる人というと、他に高村光太郎が居ます。高村光太郎はむしろ詩集のほうが有名なんですが、もともとは彫刻家です。彫刻家の高村光太郎は、「牛」という詩を書いています。
こんなのですよ。
http://youtu.be/WfllJIlChz8
リンク先をクリックすると、高村光太郎の詩を聞けます。
 
 

村山槐多の全貌

村山槐多の全貌


 
村山槐多は『尿(いばり)する裸僧』などの絵が有名です。人物や動物を描写しながら、その内面を滲みださせるような画風です。つい最近まで東京の美術館で展覧会が開かれていたようです。
 
 
村山槐多 水牛

村山槐多 水牛


 
村山槐多 美術文庫

村山槐多 美術文庫


 
 
この「京都人の夜景色」は、村山槐多のかなり異色な詩です。京ことばで書いている。
なんで村山槐多がこういう詩を? という謎を感じずにはいられない詩です。
 
 


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(約3頁 / ロード時間約30秒)
 





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『春と修羅』青森挽歌 宮沢賢治

『春と修羅』 宮沢賢治

青森挽歌
 



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(約6頁 / ロード時間約30秒)




『春と修羅』宮沢賢治  (モバイル対応テキスト版はこちら

『春と修羅』序 宮沢賢治
『春と修羅』屈折率、くらかけの雪、日輪と太市ほか 宮沢賢治
『春と修羅』(mental sketch modified)春光呪咀ほか 宮沢賢治
『春と修羅』陽ざしとかれくさ ほか 宮沢賢治
『春と修羅』真空溶媒 宮沢賢治
『春と修羅』蠕虫舞手(アンネリダタンツエーリン) 宮沢賢治
『春と修羅』小岩井農場 宮沢賢治
『春と修羅』青い槍の葉 宮沢賢治
『春と修羅』風景観察官 宮沢賢治
『春と修羅』グランド電柱 宮沢賢治
『春と修羅』滝沢野 宮沢賢治
『春と修羅』東岩手火山 宮沢賢治
『春と修羅』犬 宮沢賢治
『春と修羅』永訣の朝 無声慟哭  宮沢賢治
『春と修羅』白い鳥 宮沢賢治
『春と修羅』青森挽歌 宮沢賢治
『春と修羅』オホーツク挽歌 宮沢賢治
『春と修羅』風景とオルゴール 宮沢賢治
『春と修羅』昴 宮沢賢治
『春と修羅』第四梯形 宮沢賢治
『春と修羅』一本木野 宮沢賢治







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