啄木と賢治 高村光太郎

 
今日は高村光太郎の「啄木と賢治」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ぼくは子どもの頃、いったい誰のなんの小説を読んだら良いかさっぱり判らなかったので、かなりランダムに本を読んでいたら、ずいぶんでたらめな気分になったことがあります。子どもだから、変なことが書いてある文章も、本気で読み込んじゃおうとするんですよね。
 
 
客観的に読書できる人は、何をどう読んでも平気だと思うのですが、その頃は、なんでも本気で読み込んでしまうたちだったので、変な本を読むと、変な感覚に陥ってしまっていました。どういう状態だったかというと、ニヒリズムがうまく機能していない状態だったと思います。老荘思想を体現している人のように、落ち着いた達観があるわけでもないし、コンテンツに悪影響を受けやすかったように思います。そういうときは、単に懐かしい本でも読んでいれば良いんじゃ無いかと思いますが。あるいはぼーっとするか。
 
 
ぼくの場合は、著名な文学者が過去のどの作家を推薦しているのかを調べてから、古い本を読むという癖をつけたんです。それで宮沢賢治を何度か読むようになりました。高村光太郎も、宮沢賢治を特別な作家として評価しています。
 
 
明かりの本では、もう一度名作に接してみるということを中心としてコンテンツを作っているので、いつか読みたい時に、ぜひ宮沢賢治を読んでみてください。宮沢賢治の『春と修羅』については、白地にテキスト形式のページも新たに用意したので、より読みやすいかと思います。 
これから、石川啄木の作品も紹介してゆきたいと思います。
 
 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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