眠い町 小川未明

 
今日は小川未明の「眠い町」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは何とも言えない、不思議な気分にさせてくれます。
旅の童話で、見知らぬ世界を見る少年の話です。一人旅ってちょうどこういう本を読んだ感じに似ていると思います。
 
 
眠くなってしまう、そういう町があるのだという。いくらでも自分なりの空想が膨らみそうな話だと思います。主人公の名前は「ケー」なので、もしかして、カフカの「城」を二次創作した童話なのかもしれません。カフカの「城」の主人公の名も「K」ですし。
 
 
終わり方がおもしろいんですよね。これ。「眠い町」の存在じたいが眠るように世界から隠れ、見えなくなってしまった。
 
 


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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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