アグニの神 芥川龍之介

今日は芥川龍之介の「アグニの神」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
上海は昔からの国際都市で、もっとも外国との交流が多い場なんですよ。日本で言えば長崎の出島ですね。他国とさまざまな関係性をつくりあげている。ちょっと、芥川龍之介の描いた上海を読んでみてください。短いんですが、けっこうおもしろいです。ここのところずっと単独で1人で生きているせいか、やっていることがなかなか思うように結果に結びつかずじりじりしています。就職に難儀しているとか仕事に難儀しているとかいう話をネットとか本とかで読むと、妙に共感するというか、引き込まれます。この話を読むと、状況を変えるというところがいちばん難儀するもんだ、とか思うんであります。あとちょっとで変化が明確になって軌道に乗るというところが肝心だなあと。これは状況を改善せねばと思っている少女と男の、ダークファンタジーという印象の物語です。
 
 
少女は悪い魔法使いに囚われている。しかし逃げる決意はして、その算段も整えている。少女の思いつきは稚拙で、計画は甘いんですが、不自由な世界から外に出てやるぞという意志を持っている。それをのぞき見し、救出する機会をうかがっている遠藤という男にぼくは感情移入していました。
 
 

 
 
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/agunino_kami.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
モバイル対応テキスト版はこちら
 
 
 
 






明かりの本は新サイトに移行しました!

URLの登録変更をよろしくお願いいたします。



明かりの本 新サイトURL

https://akarinohon.com

(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)

appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。











 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

縦書き文庫の装画
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください













top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入