晶子詩篇全集(25) 与謝野晶子

 
 
今日は「晶子詩篇全集」その25を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 

今回の詩は、これまでの印象とちょっと違うなと思いました。ゲーテの箴言集でも読んでいる気分になります。小学校の校長先生が言った、ちょっと良いこと、みたいな詩までありますよ。同じ人が書いたものでも、編集の仕方が違うだけでずいぶん印象が変わったりするし、詩と短歌と小説ではイメージがだいぶ違ってくるような気がします。一部だけを切り取っているとイメージが違うんですよ。ふしぎです。「現実」という詩では、たしかに詩で現実的なことを言っています。

現実
 
過去はたとひ青き、酸き、充たざる、
如何(いか)にありしとも、
今は甘きか、匂はしきか、
今は舌を刺す力あるか、無きか、
君よ、今の役に立たぬ果実を摘むなかれ。
 
  
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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