晶子詩篇全集(31) 与謝野晶子

 
 
今日は「晶子詩篇全集」その31を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
この晶子詩篇全集はあと6回で完結です。今回の詩は、金子みすゞが自然界を詠んだような、優しいまなざしが印象的です。秋を記した詩が多いのですが、冬支度する人々の気配があったり、月や夕日が照らす風景や光をとらえていたりして、描写に奥行きのある詩篇です。貧しさを、子どもの山菜採りが癒すという描写があって素敵です。
 
 
御覧よ、
その畑に並んだ、
小鳥の脚よりも繊弱な
蕎麦の茎にも、
夕焼の空のやうな
美くしい臙脂紫……
これが秋です。
優しい、優しい秋。
 
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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