南北 横光利一

今日は横光利一の「南北」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
秋の収穫祭の祝いの席で、いきなりケンカからはなしがはじまります。秋三と勘次がとっくみあいの殴り合いをしている。二人の家は村の南北に建っていて、二人の母は姉妹である。
 
 
この前、大島渚監督が亡くなられたのを知って、それで大島監督の20年前のケンカの記事が復刻されているのを読んで、野坂昭如氏と大島監督の両方の作品を1つづつ読んで観ました。火垂るの墓は、原作で読むと非常に迫力のある文体で衝撃だったんですが、血の通った文章というのか、語彙の乏しいぼくにはどうもその魅力をまったく伝えられないんですが、すごく圧のある文体に驚きました。今この二人の創作者が若かったら、現代政府に反抗するにしてももっと勢いとエネルギーを発生させて活動していたんだろうなあと思います。数年前に闘病しリハビリをする大島監督の雑誌特集というのを読んでいて、かっこいい人は老年になっても迫力があるんだと言うことを感じました。
 
 
この南北という小説は、最後の最後までケンカで押しとおす男二人が描かれています。




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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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