ゲーテ詩集(5) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(5)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
自欺ということばの読み方が判らなくて辞書で調べました。じき、と読むそうです。自己欺瞞を略すと、自欺なのだそうです。ちょっと現代では使わないことばです。「おまえは自欺におちいっている」って言われたくないなあ、と思います。あんまり聞きたくないことばです。いつわりから遠いところに、美しい娘が居る、という詩のことばになにかハッとしました。「いろんな姿に身を変えて」という詩は、語り手が様々な夢想をする詩なのですが、小説の「ファウスト」と関係性のある詩だなと思いました。ゲーテの最大の傑作「ファウスト」ではより重厚に老翁が生まれ変わってゆく、という物語が描かれています。
 

羊のやうに素直になれたなら
獅子のやうに強くなれたなら
山猫のやうな眼をもてたなら
狐のやうにずるくなれたなら
羊のやうに素直になれたなら
獅子のやうに強くなれたなら
 
 

 
 
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら
https://akarinohon.com/migration/goetheanthologie05.html
(約5頁 / ロード時間約30秒)
モバイル対応テキスト版はこちら
 
 
 
 






明かりの本は新サイトに移行しました!

URLの登録変更をよろしくお願いいたします。



明かりの本 新サイトURL

https://akarinohon.com

(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)

appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。











 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

縦書き文庫の装画
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください













top page ・本屋map ・図書館link ★おすすめ本 ★書籍&グッズ購入