『春と修羅』 宮沢賢治 壁紙

今日は宮沢賢治の『春と修羅』と文学壁紙を公開します。
ipadやあらゆる最新タブレットで読みやすいように、縦書きテキストデータの背景やルビなどを微調整して、読みやすくしてみました。この機会にぜひ読んでみてください。
 
 
 
宮沢賢治『春と修羅』 文学壁紙 
文学壁紙  
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パソコンやipadの背景に使えますよ。
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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ゲーテ詩集(32) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(32)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の詩は、壮大な自然と古い神々とを描いています。日本で言うと古事記のはじまりのような雰囲気があります。この詩を翻訳した生田春月も西洋の詩人や哲学者たちに感化されて、古い神々についての詩を書いてもいるのですが、また一方で悲嘆について詩に書き残しています。2つ紹介します。
 
 
虐げられたるもの    生田春月

ああ虐げられたるものの涙流る。
叫ばんとするも口輪の口を箝するあり
走らんとするも鎖の身を縛するあり、
かくてなほ自由を得んと試みるものは
よくその良心に恥ぢざらんとするものは、
たちまちにその罰を受く。

ああ虐げられたるものの涙流る。
彼等の頭は垂れてまたあがらず
彼等の胆(きも)は縮みて伸びず、
しかもなほ彼等を慰むる者あらざるなり、
自由なる人は彼等を見ず、見るを欲せざるなり。
ああ空しく虐げられたるものの涙流る。
 
 
 
 
断章    生田春月

かつてわれミュウズの神に訊ねたりしとき
神はわれに答へたまひぬ、
汝もつひにはそれを見出でむと。
いと高きものについては黙(もだ)してむ。
月桂樹は禁断の果実なれば。
されど祖国こそ更に禁断のものならずや。
その果実すら人みなつひに味はふべし。
 
 
 
ゲーテは記します。


神々と人間との
差別はいかに?
神々の前には
無窮の河も
ただ流れ去るのみだが
そのおなじ波が我等を
(もた)げ、呑み
沈めてしまふ

小さな圏(わ)
我等の生を限る
さうして多くの人の子は
その存在の無限の鎖に
ひとりひとりに
つながつてゐるのだ
 

 
 
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レ・ミゼラブル(24) ユーゴー

今日はビクトル・ユーゴーの『レ・ミゼラブル 第三部 マリユス』
『第八編 邪悪なる貧民』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
前回、ユゴーは地下世界におそろしい暗黒があるのだ、と書きました。カトリックやダンテ神曲における煉獄の世界を記しています。地下の奥深くには、無知や貧窮や欠乏によって支配される悪鬼たちの大洞窟がある。そこには混沌と罪悪と暗黒のみがある。この暗黒を消し去るために、哲学や文化の進歩が存在しているのだ、とユゴーは記します。
 
 
フランスはパリーの奈落には、クラクズー、グールメル、バベ、モンパルナスという四人組の悪漢が居て、パトロン・ミネットという盗賊団を作っていたんですよ。あらゆる罪悪を昇華し尽くしているような男たちだったんですが、それぞれに個性的な人物なんですよ。
 
 
グールメルは巨漢の怪物。
バベは小柄な知者。
クラクズーというのは顔の見えない暗夜の男で、別名を「皆無 パ・デュ・トゥー」と言う。
モンパルナスというのが美少年の強盗殺人犯で、あまたの異性を魅了している。
 
 
この章で、第三部マリユスが完結します。
次回からは第四部「叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌」がはじまります。
 
 


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(約280頁 / ロード時間約30秒)
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ゲーテ詩集(31) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(31)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。

今回のゲーテの詩は、マホメットのことを謳ったり、老子とかなり共通点があるような詩を書いています。老子の第八章では、水は万物にめぐみを与えながら高いところからなめらかに流れていって争わず、川やみずうみとなって自然と低い場所に集まるのだ、とその水の特徴と人の生き方を記しているのですが、ゲーテもこれに近しい感覚で詩を描いています。この詩を翻訳した生田春月の詩を1つ紹介します。
 
 
水火     生田春月

火もて
かなしみを煮たる人、
水もて
涙を洗ひたる人、
われ……

いま何を煮、何を洗はん、
かなしみは石と化し
涙は火となりたれば。



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路傍の草 寺田寅彦

今日は寺田寅彦の「路傍の草」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
寺田寅彦はエッセーの名手ですよ。枕の上と、トイレ中と、乗り物に乗ってるさなかが、あれなんであるというハナシです。あ、そういえば、小説のおもしろいのはまさに、この3つのうちのどれかなんだと思いましたよ。トイレですっごいことが思いつくのは、それはそこで体が縛られているけど、いろいろの用事を持ちかけられる心配をまぬがれている「自由な解放されたありがたい境地」だからだ、と寺田寅彦は読み解きます。小説でのトイレ中の話を思い出して、うーむ、そうだったのか、なるほどと思いました。
 
 
それで、遊びの場でですね難しい仕事をしているみたいな演説をやり始めてしまうやからに、ムッとする寺田寅彦がえがかれています。ぼくは、昔からどちらかといえばムッとされてしまうほうなので冷や汗をかきながら読みました。
 
 
最近、人工知能とプロ棋士のかたが団体戦をするという催しが行われたんですが、ぼくはすごくこう、感心するところとか悔しいところがあったんですよ。150年前とかに飛脚の仕事が廃止されたりとか、工業ロボットの登場で、手や足を使って働く人の居場所が無くなったりとか、それから印刷機械の発達で、口伝されてゆく社会の衰退があったりとか。
 
 
そういう作業機械の発達によって仕事の変化が起きてきて、今度は思考機械が発達してきた。頭を使う人の仕事が減ってしまったり、変化しつつある。プロ棋士の方が感じた無念というのは、別の形でぼくたちにも降りかかってくる可能性が高いので、感情移入して見ていました。そこで面白い話も聞けたんですよ。10年ほど前に、ディープブルーという機械がチェス王者に勝利してしまったんですが、現在の最強のチェス名人は、機械なのか、人間なのか? という問いがあるんです。答えはなんだと思いますか。じつは最強なのは機械でも無く、人間でも無いんです。ではなんなのかというと、機械と人の協力チームがもっとも強いのだそうです。さいきんは輸送業などで、このチェスの思考機械のような、配送ルートの最適化計算が行われていて、そのおかげで小荷物の運送事業が潤っているそうなのです。
 
 
寺田寅彦が現代の人工知能について随筆を書いたらもっと興味深いことが判るだろうになあ、と思いながらこのエッセーを読んでいました。
 
 

 
 
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ゲーテ詩集(30) 生田春月訳

今日は生田春月訳のゲーテ詩集(30)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ゲーテは花と感情を結びつけて詩を描いています。今回も、ゲーテの詩を翻訳した生田春月の詩を1つ紹介します。
 
 
若き女性に与へて     生田春月

うるはしき面輪に匂ふ春の光りに
ゆるやかに水の流るるほとり、
おもひをゑがく君たちの心の鏡、
その清き瞳とこぼれいづる頬笑やいかに。

くろかみに光りかがよふ秋の入日を
ふりはへて窓かけしぼり見る夕、
あこがれゑがく君たちの善き魂の
花と咲きづるかぐはしき匂ひはいかに。

咲く花の蕊(しべ)の中なるその秘密を、
波打つ海の底なるその恐れを、
風わたる林のなかのそのさやぎを、
めぐる日月のうつろひを、君も知るゆゑ。

真珠(またま)なす少女(をとめ)の身にもおそひくる
そのくさぐさの憂ひ、痛みを
心離れて堪えがたみ、生きは迷ふも、
その迷ひ、その憂き中に生命めでたし。

うらわかき少女子たちの行末の
幸をねがひて、詩人われ告ぐるはかくぞ、
苦しとも憂しとも君よ、捨てたまふな、
又となき世に、ひたすらに生くる勇気を。
 
 
 
ゲーテは、ドイツの庭園でのできごとを印象的に描いています。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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夏目漱石 私の個人主義

今日は夏目漱石の「私の個人主義」と文学壁紙を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。


夏目漱石は、帝国主義の方針についてはいっさい言及せずに、自分一人がいったいどうやってうまく生きてゆくのかと言う問題を話しています。落語の一つを取り上げてですね、目黒のさんまという落語なんですが。
 
 
ぼくは震災後になんだか放射能が怖くなってしまって、海の幸を避けるようになっていたことがあるんですが、ふとしたきっかけがあって、ひさしぶりにかまぼこを食べたら、これが美味いと感じました。遠ざけられてしまった世界について、はじめて接したような感覚を創るというのが、創作者の仕事なんだということを記していた本のことを思い出しました。
 
 
日本国憲法第13条というのがあるのですがここに記されている、全ての人は「個人として尊重される」という思想と、漱石の個人主義思想は、かなり関係性が強いように思えました。しかしこの憲法を作った人々は、漱石の講演を聞いた人ではなかったはずなので、おそらく両者共に、歴史上の人文主義を学んでいてこのような一致をしたのではないか、と思いました。
 
 
漱石の講演の内容を、ぜひ生で読んでみてください。
 
 
夏目漱石 私の個人主義 文学壁紙 
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夏目漱石の「私の個人主義」はこちらからお読みください。





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