平和への意志 原民喜

今日は原民喜の「平和への意志」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
この前、原民喜の「原爆回想」という短い随筆を紹介したので、今日は「平和への意志」というのを紹介しておきます。
 
 
現代は、原爆の被害にあわれた方から直接話を聞ける最後の世代だと言われているんですよ。じっさいに体験された方の肉声を聞くと、学ぶところが多いのではないかと思います。つい数日前に聞いた、広島の被曝されたかたの話を紹介しておきます。「核兵器の被害はほんとうにおそろしいものです。今核戦争が起きたら敵も味方もぜんぶが殺されてしまう。そういうことがあってはならない。オバマ政権は核軍縮を行っている。私たち日本人は、国の安全補償を重要視するのでは無くて、人々全体の、人類の安全のことを考えて核に反対してゆきたい。この話はなるべく多くの人に伝えてほしい」と言っておられました。
 
 
毎年、広島の平和記念資料館の地下1階では被爆体験講話というのが8月上旬に行われています。くわしくは広島平和記念資料館のwebサイトをご覧ください。

広島平和記念資料館
https://www.pcf.city.hiroshima.jp/


もう一つ、原爆に関する本のリンクを紹介します。

はだしのゲン わたしの遺書 中沢啓治
https://www.amazon.co.jp/はだしのゲン-わたしの遺書-中沢-啓治/dp/4904826795
 
 
ぼくは原爆文学を数多く読み込んできたわけでは無いので、原民喜や平和について上手く紹介することが出来ないんですが、ふだん平和や戦争について考える機会の無い方にこの随筆を読んでもらえたらなあと思います。文末がとても印象に残りました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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