たにしの出世 楠山正雄

今日は楠山正雄の「たにしの出世」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
このまえ農業経営者の方の話を文章に書き起こすという機会があったんですが、考え方が長期的な視点で、なんだか壮大な感覚で興味深かったです。それで農業関係の本を図書館で借りてちょっと読んでみました。
 
 
田んぼはじつは儲からないんだけど、治水とか生態系の問題で非常に重要で、農家の方がどんぶり勘定で田んぼを守ってくれているので、生態系や環境が守られていて、工業化されていない山ぎわとかの田畑って、カエルとかトンボとかたにしとかが住みつくようになって、自然界の一部を農耕の長い歴史が創ってきたものでこれがもう今後もずっと存在することって重大だというようなことが書いてあって、なるほどそりゃすごいわと思ったんですが、文学の世界でこの田んぼの歴史を扱った小説を探してみたんですが、ちょっと探すのが下手なのでうまく見つけられませんでした。今回のは農民のいわゆるおとぎ話というか昔話です。
 
 
どうも冴えないものの中に、すばらしい正体が隠されているというような、昔話の王道のお話です。


民話とか民俗学とか、そういうところを探してゆけば田畑の物語ががっちりと描かれているはずだと思うので、今度探してみようと思います。

 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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