泥濘 梶井基次郎

今日は梶井基次郎の「泥濘」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
何年か前、有名な小説家の方のツイッター上のつぶやきを読んでいて、そこに「書いていた脚本を没にして、はじめから書き直すことにした」とかいうことが書いてあって、やっぱりプロはすごい実行力があるんだなと思いました。僕の場合は、コンペに落ちるかあるいは上司にダメ出しでもされないかぎりぜんぜん踏ん切りがつかずにいつまでたっても失敗している仕事を失敗したままつづけてしまうので、判断力というか決断力が無いなあと思います。
 
 
梶井基次郎は自分で書いていた文章を没にして、その時の気分の沈みようを小説に書き記しています。仕事が上手くゆかない時期の、その通勤途中というのを思いだしました。
 
 
これはとても短い作品なんですけど。物語終盤の、月光の中にいる主人公の描写がきわだっていて、魅了されました。
 
  

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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