神曲 地獄(16) ダンテ

今日はダンテの「神曲 地獄篇」第十六曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ダンテはなぜこういう地獄をめぐるようになったのかを亡者たちに話すんですが、こういう台詞でした。「導者が私に約束をしてくれた、甘き果実を得るために、とにかく今は苦をたえしのんで地獄の中央にまでゆくのです」
 
 
甘き果実というのがなにを意味するのか今ひとつ判らなかったのですが、おそらく最愛のベアトリーチェと天堂で逢えると思っていて、そこへゆこうとしているんだと思います。地獄のものたちはダンテにこう告げます。
 
 
おまえはこの暗い闇をのがれ、ふたたび美しい星を見ようと地に帰りつき「私は地獄を通りぬけた!」と生還を喜んで言いえた時、願わくば、私たちの居たことを人々に伝えてくれ。山川訳はこうです。
 
 
汝これらの暗き処を脱れ、
再び美しき星を見んとて帰り、我かしこにありきと喜びていふをうる時
ねがはくは我等の事を人々に伝へよ


 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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