神曲 地獄(21) ダンテ

今日はダンテの「神曲 地獄篇」第二十一曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
このダンテ神曲の原題である「LA DIVINA COMMEDIA」というのは直訳すると「こうごうしい喜劇」ということなんですが、かつて「COMMEDIA」というのは「善き結末」という意味でも使われていたそうです。じっさいこの物語は地獄篇が終わると浄化篇、天堂篇と進行します。
 
 
今回の描写は奇妙にリアルでした。ヤリを持った悪魔たちが汚職収賄の罪人を苦しめるという仕事をしています。悪魔たちはダンテと師に襲いかかろうとするのですが、師の言葉によって静止され歯がみしてくやしがり、この悪魔の長は放屁して憂さを晴らします。ダンテが戦争中にこういうシーンを実際にたぶん見たんだろうなと、そういう空想をしました。なにかリアルでした。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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落語・教祖列伝 神伝魚心流開祖 坂口安吾

今日は坂口安吾の「落語・教祖列伝 神伝魚心流開祖」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
いぜん推理作家が昔話を創作していて、それがすごく独特で今でも記憶に残っているのですが、坂口安吾の創作落語もすごいです。普通の落語よりも小説っぽい書き方なんですが、迫力があってするすると読めました。
 
 
親子の会話と関係がじつに型破りで、ここが落語だなあと思いました。落語のことは良く知らないんですが、どうも仏教や道徳に対するカウンターカルチャーとして町人に大人気だったんだろうなあと思いました。一般的な説教が存在していると、落語はそれとは反対のことを言っている、というように思いました。これ戦後5年の1950年に書かれたものなんですが、ほんとになんどもひどい状態になっても死なないというおそろしい男のことが描かれています。戦後の坂口安吾は、とにかく腹いっぱい食いたいんだということを猛烈に書いていますよ。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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神曲 地獄(20) ダンテ

今日はダンテの「神曲 地獄篇」第二十曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回、象徴的におそろしい描写がありました。頭が前後逆になってしまった人々が、いつもあとじさるようにして歩いているという地獄の描写です。禁断の魔法を使った者、禁じられた未来を占った者がここに居るのでした。不自由に苦しむ人々を描いていて、重い内容に感じました。ダンテは岩のたもとにもたれ悲しみます。師いわく『泣くな。慈悲をおしとどめてこそ、そのための仕事が成せるのだ』
 
 
山川訳はこうです。
 
 
我はげに堅き石橋の岩の一に凭(もた)れて泣けり、導者すなはち我に曰ふ、汝なほ愚者に等しきや 
夫れこゝにては慈悲全く死してはじめて敬虔生く
 
 

 
 
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嫉みの話 折口信夫

今日は折口信夫の「嫉みの話」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
平安時代くらいの大昔に「通い婚」というのがあったそうで、家族とともに暮らしている若い女に対して、男が夜に、どうどうと忍びこんでまぐわうという文化がほんとうにあったらしいんです。男は種馬みたいな存在で、女が家の中心だという文化があったそうです。世界中にけっこうメジャーな方法として。そういう時代には、嫉妬心はぜんぜんちがう形だったんだろうなあと思いました。生活の様式が変わると、嫉妬の対象も変化するんだろうなあと思いました。浮気した夫の愛人宅に、妻がおしかけてですね、それで家の中のものをぐちゃぐちゃに破壊して去ってゆくというようなことをする女が居たそうです。それで、なぜそういうことをするかというと、それは悪意があってやるのではなくて、面目を保つためだと、折口信夫が指摘していて。はー、すごい考察だなと思いました。
 
 
折口信夫が当然と言えば当然のことを書いていて、現代では不道徳なものであっても、昔の人にとってあるものが道徳だった、という描写をしています。刑法ができたのちの時代では法に則って批判をすることが道徳ですが、刑法の無い時代には仇討ちは重大な道徳だったようです。
 
 
「ことさかのめやつこ」という言葉が日本書紀に記されていたそうですが、これがですね、身分の高い女が離婚するときに、代わりの娘を用意したというんですよ。「私は去りますので、代わりにこの娘をどうぞ」といって女は離婚したそうです。その代わりの娘のことを「ことさかのめやつこ」と言ったそうです。
 
 
宮廷の歴史を調べ尽くした折口信夫が、民間からきた妻妾と、皇族からやってくる妻妾と、二種類いると述べていて、民間から出て来るものを水の系統と名付けて、皇族は火の系統といって、いつも火ばかりの系統では無いんだと説いています。それで水の系統から嫁ぎに来たときには、いつもいろいろな議論が巻き起こったというのでした。宮沢賢治の「風の又三郎」を思いだしました。知らないところからやってくる人。
 
 

 
 
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神曲 地獄(19) ダンテ

今日はダンテの「神曲 地獄篇」第十九曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の描写で、作者のダンテが師と仰ぐ、古の詩人ウェルギリウスとの関係性がなにか明確化したように思えました。ダンテは地獄で苦しむ権力者(ニッコロ三世コンスタンティヌス一世)を批判するんですよ。ほとんど怒りにまかせて、罪と責任を問うんです。
 
 
普通ならこういう状況で、師はいさめるか仲裁に入ると思うんですが、ここで師のウェルギリウスは、興奮にうちふるえてから満足げにダンテを抱きかかえて、先へ先へと歩んでゆくんです。
 
 
ダンテがなにを非難したのかを調べてみたのですが、どうも自分の知力ではいまひとつ理解できませんでした! いろいろダンテとその時代についてさぐってみたのですが、ちょっと判ったことは、ダンテがこの神曲で金の亡者といって厳しい批判をしている理由だけは、ちゃんと理解できました。ダンテの時代の二世紀あとに、神学者ルターが「キリスト教を堕落させたのは、免罪符というシステムだ」という批判を繰り広げて宗教改革が行われてゆくんですが、この問題の先鞭をつけたのが、ダンテ神曲による宗教批判なんですよ。聖職の仕事は利益と無関係な目的によって成立していると言うことがダンテによって告げられているのでした。それから、ダンテはこの神曲十九曲でコンスタンティヌス一世を批判しているんですが、それはなぜかというと「西ローマ帝国の地上権を教皇に寄進した」ことが大きな悪事だったというんです。
 
 
「コンスタンティヌスの寄進状」という歴史上もっとも有名な偽書が存在していて、ダンテはこの偽書が告げている「西ローマ帝国の寄進」という歴史と同じ箇所を批判しているんです。
 
 
「コンスタンティヌスの寄進状」というのが、ネット上にですね、全文日本語訳で公開されているんですよ。これを読んでみたんですが、なかなかすごいことが書いているんです。荘厳なことが書いてある。キリスト教と自分たちが、どれほど威力があって素晴らしいものであるかということがさんざんきらびやかに記されているんです。
 
 
しかし一章からはじまって十七章目から最終二十章で、まったくひどいことが書いてあって、簡単に言うと「重要な権利をぜんぶ譲り渡しちゃいます。キリストもそうしろと命じてくれました(ウソだけど)」という内容なんです。
 
 
ダンテはこの偽書(当時は偽書だという証明がされていなかったんですが)と同時代の闇について考え続けてきて、ついに頭にきて、作中でさんざんコンスタンティヌス一世を批判したわけです。
 
 
「お前たち権力者の貪欲のために、善人が沈んで悪人が浮かびあがる悲しい時代になってしまった」そして「悪事にあれほど金を注ぎ込んだから、大きな災いが生じたのだ」とダンテは告げます。まさに311後に原発を輸出して原発被災の補償を打ち切る現行政府にぴったりと一致する物語だと思いました……。山川訳はこうです。
 
 
汝等の貪りは世界に殃(わざはひ)し善(よき)を踏みしき悖(もと)れるを擧ぐ
 
 

 
 
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疑問と空想 寺田寅彦

今日は寺田寅彦の「疑問と空想」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
えーと、これは短い随筆なんですが、寺田寅彦が、自然界で起きるごく小さな事象について考察しています。おもに鳥は鳴くことによってどういうことを探っているのかということが記されています。言われてみるまで数十年間、まったく考えたこともなかったことを寺田寅彦が考えていてすごいなあと思いました。
 
 
コウモリは音波を飛ばして、目で見るかわりに音で外部の造形を察知しているということは現代ではすでに科学的に明らかにされているんですよ。暗闇の中、レーダーのように耳で洞窟の正確な造形を探るわけです。人間で言うと目隠しをした暗やみの状態で、相手の体を触っていってどういう姿かを知るというようなことを、コウモリは耳を使って一瞬で察知しているわけです。寺田寅彦は科学的な証拠を得る前に、生物がおそらく音を使って外部の造形を把握しているにちがいないという指摘をしています。この人すごいなあと思いました。いや一般的な鳥がはたしてコウモリのように音の反響を使ってそれを行っているのかどうかは今でも謎だと思うんですけど。鳥はまず、仲間との交信のために鳴いているわけですし。ただ、同時にどうも飛行のための補助レーダーとしても使っているようだと、いう指摘でした。とにかく寺田寅彦の指摘ののちに、科学者たちがこれの一部が本当だったと言うことを証明しているんです。
 
 
それでつねに論理的な思考ということを実践する寺田寅彦にとっては、いっけん似ているですね、九官鳥のことばと、人間のことばは、これは音だけを比べてみても、じつはかなり「似ていない」んだということを指摘しているんですよ。似てると思うのは単に「そう思い込みたいだけ」なのであって、冷静に聞いてみると、こりゃぜんぜんちがうよ、と氏は指摘しているのであります。また九官鳥と人間の声の波長を細かに分析することを科学者に勧めていますが、こういう研究の発展がけっきょく現代の人工音声技術に繋がったんだろうなと空想しました。appleは声を正確に読解するsiriというシステムを作って、日本は設定された通りにきれいな歌声を出す電子人形の初音シリーズをつくったという、このちがいも江戸鎌倉平安時代からの日本の流れが顕著になったちがいだなと思いました。日本は高度な人形を作るのが昔からの得意分野のようです。
 
 
寺田寅彦は、九官鳥の声と人間の言葉がもう、まるでちがうということを「柳と幽霊」くらいちがうよって書いています。現代哲学者がですね、この問題を詳細に検討している随筆を読んだことがあるんですが、寺田寅彦は自然界を観察しながら思索を深め、ものごとの先鞭をつけるのが上手いんだ、と思いました。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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神曲 地獄(18) ダンテ

今日はダンテの「神曲 地獄篇」第十八曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ダンテと師は怪物の背に乗り、第八の谷に到達します。ここは地獄の真っ只中で、十の悪の濠というものが存在しています。
 
 
見るに耐えないような過酷な状況が書かれているんですが、山川丙三郎の翻訳文は、丁寧な日本語で記されているので、おそろしさが緩和されているように思えました。女衒や、修道士をまどわせ罪深い恋に落ちた娼婦タイスや、女たらしの英雄たちが、この谷に閉じ込められているのでした。
 
 

 
 
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