真夏の夢 ストリンドベルヒ

今日はストリンドベルヒの「真夏の夢」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今日はヨハン・アウグスト・ストリンドベリの「真夏の夢」を公開します。これは有島武郎の翻訳した、童話です。
 
 
ヨハン・アウグスト・ストリンドベリという作家を、ぼくははじめて聞いたんですが、これは有名な方なんでしょうか。ちょっとよく判りません。宗教的な描写があるので、日本ではあまり読まれていないようです。
 
 
今年の夏は、一人旅をするいとまも無く、季節感の無い日々を過ごしているんですが、せめて物語の中ででも季節を感じるものを読んでみようと思って、この本を選んでみました。童話と落語の中間のような物語で親しみやすく、するすると読めてしまいました。
 
 
ある母と子が長い旅をします。天国からの使いのハトがですね、「天国へご案内いたしましょう」と死神みたいなことを言うんですが、みんな農作業にいそがしくって相手にしてくれない。
 
 
ハトが「天国へ行ってみない?」とやさしい声でささやいても、みんな開口一番に「いやです」と答えるのが良いなーと思いました。ストリンドベルヒは、登場人物の言葉として、こう記します。
 
 
 まだ天国の事なんか考えずともよろしい。死ぬ前には生きるという事があるんだから
 
 
物語終盤の、母と子と舟の描写が美しい童話です。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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