貧しき信徒(4) 八木重吉

今日は八木重吉の「貧しき信徒」その4を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
こんかい、まさに聖書に書いているとおりのことを詩に描いていて、迫力があると思いました。いっぽうで「私」という詩は、大人の書き手なのに、ふざけた小学生のような気持ちが書かれていてこれにも共感しました。
 
 
「冬」という詩がすごいんですよ。たった十四文字ですよ。俳句よりも短いです。世界最短の詩という感じです。それでも、絵本を一冊読んだときのおどろきというような、隠された秘密を少年が発見するというような展開がありました。物語的というのか、無意識がことばに結晶化したような、じつに印象深い詩でした。それから「不思議」という詩は、とても現代的でPOPなもので、どうしてこういうものが他に無い時代に書けたんだろうと思いました。
 
 
今回はとにかく子どものことを描いた詩の連作がすばらしくて、事実を書くことは、じつに強いなと思いました。



 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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