貧しき信徒(9) 八木重吉

今日は八木重吉の「貧しき信徒」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の詩を読んでいて、これはもしかすると、そもそも他人に聞かせようというつもりで書いていない、日記のような作品だったものが、けっきょく詩としてまとめられてゆき、現代に詩集として読まれるようになったのかと空想しました。
 
 
平易な平凡な文で、あまり文章上の技巧というのが用いられていないのですが、内容自体に詩心というのがあるんだろうなあと感じました。「踊」という詩はまさに、文字で詩を書くことの無い幼子の、詩的な意識が捉えられていました。
 
 
素朴について描いた詩があって、これを読んで中野重治の「素樸ということ」という随筆を読み返しました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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