夏と悲運 中原中也

今日は中原中也の「夏と悲運」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
もうすぐ夏が終わるんですけど、中原中也の夏の思い出にかんする随筆を公開します。
 
 
中原中也は、夏が始まる頃の意識の高揚について書いているんですが、そういえば、あと3日で夏休みが始まる時なんてすこぶる楽しかった気がします。中原中也はそんなありきたりなところで、笑っているわけで無いんですが、まったく理由もなく、こう、夏に笑わずにはいられなかった、と記しています。これは随筆でなくて詩だな、と思いました。
 
  

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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読み終えられなかった文学作品を、最後まで読む方法

おもしろそうな名作があるので、ぜひ読んでみたいけれども、どうしても途中で挫折してしまう、という方のために、奇妙な読書法を紹介します。
 
 
まず、青空文庫で、有名な本を探し出してみます。有名でしかも古い本でないとダメです。ページ数がちょうど良いものを選ぶのがコツだと思います。それから、「作家名 題名 朗読」とグーグルで検索します。
 
 
(例) 「泉鏡花 朗読」
(例その2) 「夏目漱石 吾輩は猫である 朗読」
 
これで、読みたい文学の、朗読ファイルをネット上で聞くことが出来ます。これと同時に、名作をテキスト表示で追ってゆきます。そうすると、テレビや映画のように、途中で中断することが出来ずに、するすると、いちおう最後まで読みおえることが出来ます。
 
 
ちなみに、僕は、どうも気が散って読めない時は、朗読ファイルを2倍速で再生しながら、明かりの本の縦書き表示を読んでゆくということをやってみています。それでもゲームやツイッターをやってしまって、期限までに本が読み終えられないときは、ケータイを家に放置して図書館でカンヅメになります。
 
 
それから、古語が難しすぎる本の場合は、秀逸な現代語訳をamazonで購入して、古典といっしょに読みすすめる、ということをやっています。

  
朗読を聞ける文学作品を、いくつか紹介してみます。



縦書き表示で中島敦の「山月記」を読む
 
 


縦書き表示で芥川龍之の「蜘蛛の糸」を読む
 
 
あと、朗読では無くて、演劇として上手く短くまとめた、耳で聞くドラマというのもyoutubeにありました。



夏目漱石の「坊っちゃん」を、縦書き表示で読む







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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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吾輩は猫である(8) 夏目漱石

今日は夏目漱石の「吾輩は猫である」その(8)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回は、「坊っちゃん」で中心的に描かれていた、子どもっぽい「からかい」について、垣根のことを取り上げながら猫が思考している、という話でした。漱石の処女作は、のちの名作の布石になっているものがじつに多いなと、思いました。「吾輩は猫である」で垣根と「からかい」のことを書いてから、その翌年くらいに「坊っちゃん」で、「からかい」のことを発展させて書いている。漱石の初期の活動を、時間軸でまとめると、こうなっているんです。
 
 
zunisuruto_souseki
 
 
今回、垣根がクローズアップされているわけなんですけど、これをですね、「垣」という単語でテキストの全文検索をかけると、なかなかおもしろいリストが描きだされました。こういうリストです
 
 
この第八章の840段落あたりで、やたらと「垣」のことが描かれているわけですけど、じつは「吾輩は猫である」第一章の29段落めで、つまり小説のしょっぱなから、猫が垣根を全く無視して、ズカズカと入ってくる、ということが中心になって描かれています。
 
 
猫は土地の所有なんてモノを、いっさい無視して土足でどこまでも入っていってしまう。ところが人間は、垣根というのがけっこう重大で……。
 
 
四つ目垣の画像をぼんやり見つめながら、第八章を読んでいました。主人は子どもたちの野球ボールがなんども庭先に飛びこんできておおいに怒ってしまうわけなんですが、漱石は「逆上」という言葉を、ずいぶんおもしろく取りあげています。本文に、こんなふうに書いています。
 
  職業によると逆上はよほど大切な者で、逆上せんと何にも出来ない事がある。そのうちでもっとも逆上を重んずるのは詩人である。詩人に逆上が必要なる事は汽船に石炭が欠くべからざるような者で、この供給が一日でも途切れると彼れ等は手をこまぬいて飯を食うよりほかに何等の能もない凡人になってしまう。(略)
 
  プレートーは彼等の肩を持ってこの種の逆上を神聖なる狂気と号したが、いくら神聖でも狂気では人が相手にしない。(略)
 
  逆上は普通の人間を、普通の人間の程度以上に釣るし上げて、常識のあるものに、非常識を与える者である。女だの、小供だの、車引きだの、馬子だのと、そんな見境みさかいのあるうちは、まだ逆上を以て人に誇るに足らん。主人のごとく相手にならぬ中学一年生を生捕いけどって戦争の人質とするほどの了見でなくては逆上家の仲間入りは出来ないのである。可哀かわいそうなのは捕虜である。(略)
 
  逆上は一時に直らんでも時機さえくれば漸次ぜんじ回復するだろう、手拭てぬぐいを頂いて、炬燵こたつにあたらなくとも…………
 
 
それから八章の最後に描かれている、西洋の積極主義、という言葉が印象に残りました。
 
 

 
 
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若菜集(4) 島崎藤村

今日は島崎藤村の「若菜集」その4を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の詩は、なにかこう、美しい夜が描かれていて、それから6人の女たちに関する詩を書いています。描かれている時代は明らかに古いんですが、しかし幼い感性を描いている。なんだかギャップのある詩、というイメージでした。「おさよ」という少女を描いた詩が悪魔的でもあり、とても印象に残りました。
 
 
われかなしみを吹くときは
獅子ししも涙をそゝぐらむ

われたのしみを吹くときは
虫も鳴くをやめつらむ

愛のこゝろを吹くときは
流るゝ水のたち帰り

…………………




 
 
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氷屋の旗 石川啄木

今日は石川啄木の「氷屋の旗」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは啄木の、数ページの随筆です。
石川啄木と言えば、詩人で、歌集「一握の砂」の
 
 
はたらけど はたらけど猶 わが生活くらし楽にならざり ぢつと手を見る
 
 
が、ものすごく有名なんですけど、そういう詩人が、随筆を書くと、こうなるのか! と驚きました。
石川啄木は、夏のことや、怒りの心情について描いています。
 
 
これは……読んでるだけでこう、緊張感のある文章でした。自分が使っているものと同じ日本語とは思えなかったです。日本語は時代によっても、業界によってもまるっきり言葉づかいや言葉の意味が変更されていて、じつに多様だなあーと思いました。逆に蛸壺化しやすかったのが、戦前の日本語だったんだろう、と思いました。啄木は、なにか上手く動くことができない、という心情を描いています。数年前の夏を思い出しました。
 
 

 
 
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吾輩は猫である(7) 夏目漱石

今日は夏目漱石の「吾輩は猫である」その(7)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
猫はカラスを威嚇いかくしたり、温泉を見物したり、ダイエットというかジョギングというか健康についてちょっと考えている。海水浴をして体中、塩漬けになれば健康まちがいなしだ、とかいかにも猫っぽいデタラメなことばっかり書いているんですけど、文章が読んでて面白いんですよ。文体がすごいんです。
 
 
漱石は、近現代文学の主要な文体を、一番はじめに完全なものにした作家で、やっぱり文章自体が魅力的なんだと思いました。作中に、こういう文章があるんです。
 
 
  あの渺々びょうびょうたる、あの漫々まんまんたる、大海たいかいを日となく夜となく続けざまに石炭をいてがしてあるいても古往今来こんらい一匹も…………
 
 
漱石は小説を書く前には、漢詩とイギリス文学を愛読していた作家なんです。漱石の文体について、ハッとするようなことが書いている論文があったので引用してみます。
 
  漱石がまだ十代の頃に書かれた日本とイギリスを比較した英文レポートには、日本は「詩的な空、詩的な国土に囲まれ」た「詩的な国民」で、「詩心のある島国の領界に閉じ込められていた」のにくらべ、イギリス人は「実際的な国民」で「日本人は散文的なものを詩に転するのに対し、イギリス人は詩を散文に転ずる」と書かれている(「Japan and England in the Sixteenth Century」)。

【日本近代文学とナショナル・アイデンティティ/2003年/朴裕河氏・著】より引用。
 
 
 
漱石は、十代の頃に書いた文学論どおりのことを、30代後半の処女作でまさに実践しているような気がしました。
 
 
漱石は、イギリス人のように、詩を散文に転じていて、それから詩心にのみ閉じ込められて実際的な世界について思考できない、という日本特有の思考回路から脱するような小説を書いてゆこうとしたんじゃないかと思いました。はい。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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若菜集(3) 島崎藤村

今日は島崎藤村の「若菜集」その3を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ゆふぐれしづかに
ゆめみんとて
よのわづらひより
しばしのがる
きみよりほかには
しるものなき
花かげにゆきて
…………
 
 
という詩があるんですけど、若菜集でいちばん印象に残る詩でした。
古い時代の書き方なんですけど、とくべつに若い感性を書いていると思いました。
 
 

 
 
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