氷屋の旗 石川啄木

今日は石川啄木の「氷屋の旗」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは啄木の、数ページの随筆です。
石川啄木と言えば、詩人で、歌集「一握の砂」の
 
 
はたらけど はたらけど猶 わが生活くらし楽にならざり ぢつと手を見る
 
 
が、ものすごく有名なんですけど、そういう詩人が、随筆を書くと、こうなるのか! と驚きました。
石川啄木は、夏のことや、怒りの心情について描いています。
 
 
これは……読んでるだけでこう、緊張感のある文章でした。自分が使っているものと同じ日本語とは思えなかったです。日本語は時代によっても、業界によってもまるっきり言葉づかいや言葉の意味が変更されていて、じつに多様だなあーと思いました。逆に蛸壺化しやすかったのが、戦前の日本語だったんだろう、と思いました。啄木は、なにか上手く動くことができない、という心情を描いています。数年前の夏を思い出しました。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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