漁師 フィオナ・マクラウド

今日はフィオナ・マクラウドの「漁師」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、ケルト幻想作品集『かなしき女王』という小説集のなかの一篇です。作家名フィオナ・マクラウド、本名ウィリアムシャープは、1855年生まれのスコットランドの小説家です。あのー、男として本名でも作品や評論を発表しつつ、女性作家としてこのケルト民話を創作した、謎の作家らしいです。
 
 
ある、年老いたおばあさんが、娘に、印象深い思い出を語ります。ヤソ・マック・アン・テイルという旅をする漁師と出会った思い出です。おばあさんは、旅の漁師にこう語りかけたのです。本文に、こう書いています。
 
  ミルクを一杯あがって、もしくたびれておいでなさるなら、休んで行って下さいまし、わたしはそう言って見たのだよ。
  ありがとう、そう言って下さるだけで、休ませて頂いたりミルクを飲ましていただいたも同じことです。わたしはこの河の流れについて行くんです、その人がそう言うんだよ。
  魚をとりなさるんですか? わたしが訊くと、
  わたしは漁師です、その人が悲しそうな小声で言ったよ。
 
 
おばあさんは、家が無いのなら泊まってゆきなさいと提案したのですが、旅の漁師は、一人で遠くへ行ってしまった。その後、ずいぶんたってから……。さいご、この旅の漁師は、とても不思議なことを言います。ケルト幻想民話を初体験しました。謎の短編小説でした。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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漱石俳句集 夏目漱石

今日は夏目漱石の「漱石俳句集」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
えーと、次回から、漱石三部作の『門』を読んでみようと思います。その前に、ちょっと読んでおきたいものがあったので、紹介します。漱石の俳句です。
 
 
はじめの句は、漱石が子規に宛てて書いた俳句で、
 
帰ろふと泣かずに笑へ時鳥ほととぎす
 
というものです。漱石は、手紙の中に俳句を書いたり、人と一緒に句を書くことが多かったようです。漱石の俳句はものすごくたくさんあるようです。今回は40句だけ読んだんですが、もうちょっと全体的に読んでみたいなと思いました。
 
 

 
 
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智恵子抄(30) 高村光太郎

今日は高村光太郎の『智恵子抄』その30を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回、智恵子抄の重要な箇所が詩に描かれていると思いました。智恵子の晩年を描きだしている詩です。詩の終わりの一行が、印象に残りました。
 
 

 
 
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 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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小説 平山千代子

今日は平山千代子の「小説」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、なんとも奇妙な短編なんです。小説が読めないってことを、言い続ける少女を書いた、短編小説なんです。自画自賛とちょうど逆側のやつです。たぶん、この平山千代子さんは、トルストイなどの古典童話と、そして太宰治が好きなんだろうなあ……。と思いました。
 
 
自分の場合は、分量や難読性についてはなんとかなるんですが、方向性が異なるので読めない本が多いです。大菩薩峠とか、たぶん読めないです。
 
 
もはやどう考えても読んでられない、と思う小説は、たとえばドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』とか、野間宏の『青年の環』とかだと思うんですけど、なんとか無理やりに読破したんです。付せん貼りまくり読書法とか、巨大洗濯バサミで本を永久に開きっぱなし読書法とかいうのを開発して、とにかく腹が立ったり気に入ったところに全部付せんを貼ってしまって、机の真ん中に置きっ放しにし続ける。そうすることで、途中で辞められない気分になる。読み終えたあと、なんだかぼう然として、徒歩で日本を横断したような、まったく無意味なことをしたなあーと思いました。
 
 

 
 
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それから(17) 夏目漱石

今日は夏目漱石の「それから」その17を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
この物語は今回で完結です。「それから」はこちらからすべて読めます。
 
 
終章で、こういう緊迫した状況を書くのかと、ずっと驚いているんですけど、これがどうしてこう、現代の映画にならなかったのか、どこが映画と異なるのか、映画になるなら、現代のどのような構造と共鳴するのか、と考えつつ読んでいたところで、代助は肝心な状況で、相手の重大な細部を見ることができないんです。重い障壁というのが厳然としてあって、そこからカフカの「城」のように、ものごとの中心へ立ち入ることが出来ないでいる。
 
 
本文にこうあります。
 
 
  彼は彼の頭のうちに、彼自身に正当な道を歩んだという自信があった。彼はそれで満足であった。その満足を理解してくれるものは三千代だけであった。三千代以外には、父も兄も社会も人間もことごとく敵であった。彼等は赫々かくかくたる炎火のうちに………………
 
 
今回の、第十七章が自分にとっては、漱石作品の中でもっとも迫力を感じる章でした。序破急の、急というか。起承転結の、転と結が描かれています。これを読めただけでも、こういう読書生活をして良かったと思いました。漱石の筆致に圧倒される終章でした。
 
 
それから、代助がふと、職を探そうと思い立つんですよ。そこに漱石の親切心を感じました。
 
 

 
 
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「それから」の登場人物表はこちら  (横書きはこちら






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智恵子抄(29) 高村光太郎

今日は高村光太郎の『智恵子抄』その29を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
さいきん、正しい語法というのを論じた本を読んでいて、それは文学を楽しむとか、詩を楽しむのとはまったくちがっていて、重大な問題を思考するときの、正しい言語の手続きとはなにか、という論理学の本だったんですけど、そこで言われていることは、たとえば『「丸い三角」というのは思考できない』、ということなんです。「三角」の辞書通りの定義から完全に外れているから、そういうものは、詩ではいくらでも存在していても、論理的な言語では無い。
 
 
しかし、芸術や詩といえば、むしろこの、丸い三角とか、見えないものを見る、とかいうことばが想起させてゆくものが、中心的に存在している。今回の詩は、集合と空集合を連鎖させたような詩で、なんだか不思議な文体でした。
 
 

 
 
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都会と田舎 萩原朔太郎

今日は萩原朔太郎の「都会と田舎」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
萩原朔太郎は、自然界と都会について、この「都会と田舎」という随筆のような詩で、論じています。萩原朔太郎は、こう記しています。


  ここには自然がある、
  おそろしく大きな手もつけられない自然がある、
  
  ……



 
 
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