秋と漫歩 萩原朔太郎

今日は萩原朔太郎の「秋と漫歩」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
秋になったので、萩原朔太郎のこの随筆を読んでみました。萩原朔太郎は友だちづきあいや旅行をしないかわりに、つねづね散歩をしているのだそうです。あ、そういうことは、自分も出来るなあと思うんですが、ぼくの場合は目的があるときか、図書館にでも行く時にしか外を歩かないんですけど、萩原はつねづね散歩をしている。正確には散歩じゃなくて「終日戸外をほッつき廻ってい」て「行く先の目的もなく方角もなく、失神者のようにうろうろと歩き廻っている」のだそうです。
 
 
それは文学的散策で、瞑想にふけりつつ歩くのだそうです。だからつねに野外にいる萩原朔太郎は、真夏や真冬が苦手で、身に沁みて秋が好きであると……。萩原朔太郎はこう記します。
 
 
  ポオの或る小説の中に、終日群集の中を歩き廻ることのほか、心の落着きを得られない不幸な男の話が出ているが、私にはその心理がよく解るように思われる。
 
 
またこうも記します。
 
 
  戸外の漫歩生活ばかりをする私は、生れつき浮浪人のルンペン性があるのか知れない。しかし実際は、一人で自由にいることを愛するところの、私の孤独癖がさせるのである。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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ハイネ詩集(16)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その16を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ふつう詩は、言葉が先に生じて、その言葉が自由に展開していって詩ができあがるらしくて、言葉がいちばんはじめにある……らしいんですけど。ハイネはなんとなく思ってることを言葉に転写しちゃったりすることもあるんじゃなかろうかと思いました。日記みたいに。
 
 
日記は、なんとなく思ってることを言葉に固着させる。日記はあいまいな思いを、言葉に収斂する。詩は、言葉が自由に舞い終えたあとに、思いや考えが生じてゆく。優れた詩は、詩から哲学に到達したり、詩から思想に展開したりする。
 
 
詩と哲学の両方で満たされている作品もある。詩人でありながら哲学者とか。ニーチェだったら、物語で哲学書になっている。物語哲学。それならいったい詩日記だとどうなるんだろうかとか思いました。日記小説。小説なのか日記なのか判らない。私小説は事実ばかりを書こうとするわけですが、そうではなくて日記小説では、虚構と実際が混じりあっている。
 
 
ハイネの詩は、ロマン主義を通り越してメルヘン主義になっているものまである。ゲーテにいちばん近くて、ゲーテからいちばん遠かった詩人……という感じがしました。ハイネはこう記します。
 
 
 きれいな、あかるい黄金の星よ
 遠くの恋しい人に告げてくれ
 わたしが心きずつき青ざめて
 ……
 
 
……つづきは本文をご覧ください。ハイネはたまに、間抜けな男の心情を詩に描きだすんです。今回それが際立っていました。
 
 

 
 
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陰翳礼讃(15) 谷崎潤一郎

今日は谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」その15を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
陰翳礼讃は次回で完結です。えーと、この本は1933年(昭和8年)から翌年にかけて掲載された作品なんですが、その頃からなんと、日本は欧州よりも、アメリカの真似をしてしまう性質があることが、谷崎潤一郎によって指摘されているんです。それは、夜の町並みを電灯で明るくしてしまうという、ところに現れている。
 
 
ネオンの耀く日本の現代都市に比べて、パリでは21世紀にも古き町並みが中心にある。そういうアメリカ的な日本の美観はじつはもう昭和初期、20世紀初頭から日本に成立しかけていたんだなあ、と思いました。1930年ごろから、日本でネオンサインが流行しはじめた、とこの本に書いています。
 
 
アインシュタインは1922年(大正11年)に来日しているわけなんですが、その頃からもう、日本は電灯で明るくしすぎる性質を持っていた。お寺の夜間ライトアップってつい最近できた方法かと思っていたら、なんと1930年の谷崎潤一郎もこれを体験してしまっている。陰翳を礼賛する谷崎はちょっとこれに怒っているわけであります。youtube映像公開、Facebookページ運営、電話受付と最新技術を駆使しているこのお寺は、昔からハイテクだったんです。
 
 
1930年の京都のホテルにも谷崎は「電気つけすぎ。明るくしすぎ」と文句を言っているんですが、これを読んでいて、なんだか中国は山東省にあった不夜城というのをイメージしました。日本人の感覚として、あの不夜城がなにかどうも好きらしい。谷崎はそれに異を唱えるんであります。宿の照明は、明るすぎて暑苦しすぎて、悲哀さえ感じる、と言うんです。明るさに出くわすことを、「悲哀につかる」と谷崎は書くんです。悲哀につかる!
 
 
谷崎潤一郎はこう記します。
 
 
  ……だから私は、自分の家で四方の雨戸を開け放って、真っ暗な中に蚊帳を吊ってころがっているのが涼をれる最上の法だと心得ている。
 
 

 
 
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原爆被災時のノート 原民喜

今日は原民喜の「原爆被災時のノート」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
原民喜は広島の原爆についてあまたの詩と小説と記録を残した文学者なんですが、じつはもともとは童話作家だったそうで、多くの作品が残っているそうです。広島市立中央図書館の広島文学資料室のウェブサイトに詳細が載っています。作品と同時に原民喜略年譜の頁を読んでみました。
 
 
原民喜は、爆心地付近で被爆したあとすぐに、原爆の直撃を受けて亡くなった人々や、原爆症について、日記に詳細に書き記しているんです。知人や友人がどのように死んでしまったのかを、原民喜は記しています。
 
 
作中に記されている紙屋町は爆心地すぐそばで、原民喜はそこから1キロほど離れた幟町の生家で被爆しており、ぐうぜんトイレの中に居たために原爆の直撃で死なずに目元を怪我した状態で生きながらえました。被爆後すぐ、妹と共に栄橋(爆心地より約1.51km)を通って兄と合流し、避難しています。
 
 
草津は爆心地から約6キロ離れた町で、廿日市は約15キロ離れた町で、厳島は約20キロ先です。本文にこう記されています。
 
 
  草津アタリマデ来ルト 漸ク青田ノ目ニハイル トンボノ空ヲナガレル 人家ハ破損スレド既ニ惨タルモノハ薄ラグ 宮島線ノ電車ハスズナリ 海岸ニ厳島ヲ見ユ 夕刻八幡村ニ馬車入ル 看護婦来リテタダチニ火傷ノ手アテ 九日 廿日市ニ行キ 台八ニ荷ヲツミテ帰ル

 
 
それから、今ニュースで話題になっているウィーンにある核兵器廃絶国際キャンペーンの動画サイトも、核兵器問題に関心のある方はご覧になってみてください。英文です。
 
 

 
 
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ハイネ詩集(15)

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哲学者のシモーヌヴェイユがこういうことを言ったらしいんです。
 
 
『自分の内部にある宇宙の表象』
 
 
これが好きでノートにメモしていたんですけど、シモーヌヴェイユは、哲学者なのに詩と深い関係にあると思うんです。哲学者でありながら詩人。『自分の内部にある宇宙の表象』ってすばらしい詩的想像力だなあー、絵本でこういう宇宙が描かれていたら見てみたいと思いました。
 
 
ハイネは鳥と花を象徴にして、恋と苦しみについて描くんです。
 
 

 
 
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ノーベル文学賞2017

今日はカズオ・イシグロの「忘れられた巨人」が購入できるページを紹介します。明かりの本では読めませんけど。
 
 
ミーハーな話題であれなんですが、英国の作家カズオイシグロがノーベル文学賞を受賞したので、今日は本を無料で読むんじゃなくて、作家の本を買えるリンクを紹介します。
 
 
最近、ノーベル文学賞作家の本を読むのがマイブームになっていて、とくに2015年のスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの諸作が岩波から出ていて、これでやたらとノーベル文学賞作品が読みたくなっちゃったんですけど、今回は映画化もされる、現代的な小説家のカズオ・イシグロが受賞したということで、これから読んでゆきたいなと思ってるんです。
 
 

 
 
 
 
『忘れられた巨人』は半年前に図書館で借りて読んだんですけど、ちょうどその時期に時間が無かったので、いまいちちゃんと読み終えられなかったので、もう1回買い直そうかと思ってるところなんです。
 
  
他に現代のノーベル賞作家で、読める本がどのくらいあるんだろうかと思って調べてみたんですけど、本屋でもネット書店でも、数多くの本があるんですよ。
 
 
とりあえず読んでみたいのは、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチの『戦争は女の顔をしていない』という本で、図書館でこんど借りようと思っています。
 
 
ところで、ノーベル文学賞の作家の対談ですっごいのがあって『疎外と叛逆 ガルシア・マルケスとバルガス・ジョサの対話』これ、小説好きならべらぼうに面白いですよ。お薦めです。
 
 
文学と実体験と仮想世界と想像力がどのように関係性を持っているのか、気になっているころに読んだんですが、ガルシアマルケスは、実体験から小説を書きはじめるんです。自分が体験したことや、直接聞いた話をもとに、空想を拡げてゆく。現実に起きている事件と似かよってしまうと、書いている原稿を変更してより非現実的に、たとえば犬に人々を襲わせたり、ユニークなものに書き換えていって独自な世界の構築に努めるんだそうです。そうすることによって小説に美的な価値が生じてゆく。文学がもたらそうとする、既成の価値観への反駁と、社会や生への改善の志向がガルシアマルケスによって語られるんですが……なんだかすごいんです。詳しくは本文をご覧ください。
 
 
今から時間を作って、上に載せた何冊かを、読んでみたいなと思っているところです。はい。『忘れられた巨人』を読みたい。
 
 






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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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陰翳礼讃(14) 谷崎潤一郎

今日は谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」その14を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
茶色や赤や金色の髪をした女性が多い西洋では……黒髪はゴージャスに思えるらしいんですよ。でも日本では黒髪を陰翳に溶け込ますものとして美的に認識してきた……。
 
 
現代人には理解不可能な、お歯黒の美というのは、あれは四方を陰翳に溶かした空間で効果を発揮する。今回の章は、異形の旅というか、なんだか果てしない旅の一幕を読んだような、谷崎の筆致が冴える闇の描写でした。現代なら、大停電の夜にしか見ることの出来ない完全な闇と、力の無い蝋燭の明かりについて描きだしています。全文を読まないけど、内容を知ってみたいかたは、今回の章を1分間で読んでみてはいかがでしょうか。異界へ旅したような気持ちになりました。
 


 
 
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