ハイネ詩集(31)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その31を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
暗い詩が幾つかつづく中で、ライン川を描いた詩がなんだか明るいんです。
 
 
琵琶はかき鳴らされる子供はうたふ
驚くばかりのおもしろさ!
空はますます青くなり
心はひろがつて行くやうだ
 
山やお城も森も野も
お伽噺のやうに過ぎて行く——
さうしてそれらが皆見える
美しい女の輝く眼のなかに
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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秋風記 太宰治

今日は太宰治の「秋風記」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
太宰治が、生田長江の詩を引用しています。
 
 
『ゲーテ詩集』や『ハイネ詩集』などを翻訳した生田春月の、お師匠さんが生田長江なんですが、2人とも近代文学の翻訳者であり詩人だったんですけど、太宰治もこの長江の仕事には興味を持っていたようなんです。
 
 
えーと、これが書かれたのは1939年(昭和14年)の29歳ごろのことです。戦争が徐々に拡大してゆくころに、太宰治は、息苦しい小説を書いている。第二次大戦中にリアルタイムで、日本の戦争のことを書けて、戦後も世界中で読まれた作家は太宰治ただ一人なんです。作中に、身罷ることを思いとどまった女性Kを描写した場面があるんですが、本文の……
 
 
  Kは、それを知っている。
 
 
という一文が印象深かったです。文学に用いられる『K』は、カフカの主人公『K』が有名だと思うんですけど、漱石も『こころ』でKを用いています。漱石の本名である金之助の『K』……という1文字を、漱石自身も、イギリス時代からときおり使っていたんです。
 
 
太宰治はそういう同時代文学をたぶん知っていて、女性にKと名づけたように思いました。今作はなぜか濁点が多いのが特徴で、なんとも言えず文そのものが美しいんです。ほんの一部分をランダムに抜き出しても、なんだか雰囲気があります。
 
 
「ほのかなよろこび」
 
「僕には、花一輪をさえ、ほどよく愛することができません。」
 
「ゆきあたりばったりの万人を、ことごとく愛しているということは、誰をも、愛していないということだ。」
 
「過去も、明日も、語るまい。ただ、このひとときを、情にみちたひとときを、と沈黙のうちに固く誓約して、私も、Kも旅に出た。」
 
「日に日に快方に向っている。」
 
……つづきは本文をご覧ください。
 
 

 
 
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痴人の愛(15〜16) 谷崎潤一郎

今日は谷崎潤一郎の「痴人の愛」その(15〜16)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
鎌倉の海辺の家を借りて、長期旅行のような引越のような、奇妙な転居を行った譲治とナオミなんですけど、そこに悪そうな奴らも一緒に遊びに来るようになった。譲治は鎌倉から東京の仕事場へ電車で通うようになった。
 
 
この小説は、きほん男女2人の物語なんですけど、たまに描写される一人きりのシーンが印象的で、映画と一人旅のちょうど中間のような、不思議な気配があって良いんです。こんなのです。
 
 
  夏の日盛りの暑いさなかを一日会社で働いて、それから再び汽車に揺られて帰って来る身には、この海岸の夜の空気は何とも云えず柔かな、すがすがしい肌触りを覚えさせます。それは今夜に限ったことではありませんが、その晩はまた、日の暮れ方にさっと一遍、夕立があった後だったので、濡れた草葉や、露のしたたる松の枝から、しずかに上る水蒸気にも、こっそり忍び寄るようなしめやかな香が感ぜられました。
 
 
ある日、譲治は会社の仕事がいつもより早く終わって、別荘のような家に帰ってみると、妙なことに妻のナオミが居ない。
 
 
調べてみるとどうも、妻のナオミと熊谷が2人きりで、夫をほうっておいてデートしていたようである。しかも、新しい住み家はなぜか、その熊谷の隠れ家がある町のすぐ側だったという事実を知って、譲治は愕然とし隠れ家となっている別荘街にかけつけた。その夜の海辺ではナオミのはしゃいだ声と、夫・譲治のマゾヒズム性を笑いものにする声が聞こえてくるので、ありました……。
 
 
文中の、差別問題に関わる古い言葉に関して、wikipediaには、いろいろ書いていました。こちらをご覧ください。それからNHKのEテレでやっていた、黒人差別問題を取材した番組をだいぶ前に家で録画しておいたやつを見たんですけど、『キミの心の“ブラック・ピーター”』と、Googleで検索すると、いま現在も、その詳細が分かるようです。
 
 
物語はじつに奇妙な展開をしつづけ、自分たち2人だけだと思い込んでいた2つの住み家に、浜田、熊谷という、おかしな人物がつぎつぎに入りこんでくる。ナオミは10歳以上年上の夫に隠れて、いろんな密会現場を作っていて、3人の男と代わる代わる遊んでいたようなんですが、そのナオミの奔放な、なんと言うんでしょうか裏切りに、読んでいて魅了されました。
 
 

 
 
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ハイネ詩集(30)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その30を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
作中に記されているフウケエというのは、おそらく『ウンディーネ』という作品を書いた、ドイツの詩人のフリードリヒ・フーケのことだと思います。たぶん。
 
 
作中の、哲学者ヘーゲルと悪魔の関係性はまったく不明ですが、ヘーゲル思想とナチスは明らかに対立していたようです。悪魔からほどとおいヘーゲルを愛読する悪魔というのは、なんともユーモラスだ、と思います。
 
 
 人間よ、悪魔を嘲るな
 人生といふものは短いからね
 そして永遠の地獄の苛責といふものは
 いゝ加減な迷信ぢやないからね
 
 

 
 
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僕の読書法 織田作之助

今日は織田作之助の「僕の読書法」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ぼくは随筆が好きなんですけど、この織田作之助の読書法のエッセーがおもしろかったです。方法論と言うよりも、「ぼくは眼が良い」んだ、というようなただの自慢とか、鴎外や芥川といった歴史的作家がやっていた読書法のことを書いています。
 
 
ぼくが体験的に知った読書法は2つくらいあって、難読書はむしろ、気になったところをノートにメモしつつ読みすすめたほうが挫折しにくい、ということと、図書館の返却期限のように、読書の締め切り日があったほうが読み終えやすいということです。
 
 
織田作之助は、楽な姿勢で読書するというんですけど、それだと自分の場合はぜったいに寝落ちしてしまうし、人によってぜんぜん方法が違うんだなと思いました。日本でいちばん数多く映画を作った監督も、畳に寝そべって楽な姿勢で脚本を書くのがだいじなんだと随筆に書いていたので、なにかそういうリラックスしつつむつかしいことをする人が居るようです。
 
 
本文に、正宗白鳥の随筆は「繰りかえし読」んでもそのたびに「たのしい」と書いていて、こんどこの作家の本を読んでみたいと思いました。
 
 

 
 
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痴人の愛(13〜14) 谷崎潤一郎

今日は谷崎潤一郎の「痴人の愛」その(13〜14)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
譲治はずっと会社員をしているわけなんですが、そこでは上辺のつきあいしかなく、じつはナオミと結婚したこともちゃんと報告していなかった。若いナオミに翻弄されているという事実も、会社の同僚はまったく知らない。なんでも透明化すれば良いってもんでも無いとはおもうんですが、そこまで重大なことも伝わっていない関係というのは、やばいなと思うんです。
 
 
谷崎は、自由で計画性のある人生をすごしてきたはずなのに、なんでこう、不自由で無計画な男のことが、こんなにもよく判るんだろうかと、読んでて面白かったです。ナオミはもしかして、奔放に浮気をしているかもしれない。譲治はそのことについて悩んでいる。
 
 
谷崎は、やっぱり恋愛の情景を描くのがみごとで、まるで印象派における裸婦の絵画のように美しい文章を記します。ピエールボナールの浴槽の裸婦 (Nu Dans le bain)という作品を想起しました。描かれた年代もほぼ同じなんです。谷崎が本作を1924年に発表して、ボナールは10年後くらいにこの絵画を描いている。ちょうど同時代なんだなあ、と思いました。ナオミと譲治は仲直りをして、10日間ほどの休暇をもらって、二度目のハネムーン……のような旅に出かけるのでした。しかし、そこでも……。次回に続きます。
 
 

 
 
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ハイネ詩集(29)

今日は「ハインリヒ・ハイネ詩集」その29を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
「大きな眼をした小さな人よ」という詩の言葉が印象的な、今回のハイネの作品なんですけど、ハイネはごく自然にファンタジーを詩に取り込むんです。ハイネは『バジリスクや吸血蝙蝠ヴアンパイヤアや竜やその他の怪物』のことを詩人が描いてきたと指摘していますし、この詩集にも可愛らしい天使や、墓地の隅にあらわれる僧服の幽霊や、青い流星が描かれるんです。恋愛詩とファンタジーを融合させたら、ハイネ詩集になる、と思いました。こんなのです。
 
 
 あゝ!なぜかおまへの前に出ると
 いつでもわたしはだまり込んでしまふ

 それは意地の悪い天使があつて
 わたしの口をおさへてしまふからだ
 
 
ほかにも、瞳の美しさを描きだした詩がすてきでした。
 
 

 
 
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