こども風土記 柳田國男(14)

今日は柳田國男の「こども風土記」その14を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
祭りにおいては失敗はとうぜんあり得ることで、むしろ弓競技などは成功の確率が低く、すぐやり直しをして、あたるまでやった。
 
 
ルールを細部まで見ているうちに、その古の祭りの興奮がこっちに伝わってくる。仕組みを解き明かすと、当時の心境が伝わってくるという、こういう文体が、あったんだなあーと驚きながら読んでいます。
 
 
チアリーダーみたいなものがアメリカのスポーツでは常識なんですが、日本の古い祭りには、声援者というのがあって「それを念人といっていた」そうです。念人!はじめて聞く言葉でした、念人。
 

すなわちめいめいの選手が勝つことを、心の中で念ずる役である。
 
この記述が印象に残りました。
 
ハマの遊びのように、ほとんと子どもだけしか面白がらぬ競技もあって、それがことごとく最初は神様の祭から出ていることは、子どもを愛する人々の回顧せずにはいられぬ歴史である。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  
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