津浪と人間 寺田寅彦

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今日は寺田寅彦の評論文『津浪と人間』を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。

いま、小中学校では放射線の教育をはじめたそうですが、それはなにか順序が逆じゃないかと思います。まずはじめに、地震や津波の教育からやるべきじゃないかと。それで次に、科学的に何が起きているかよりも、社会にとって放射線とはどういうものかということを教えるべきだと思います。人間同士の接触ではうつらないということや、大気や土壌や食糧が汚染されていて農村の避難や保証がもっとも重要な問題であると言うような、科学者が見落としがちなことを教えるべきであって、放射線の仕組みを教えても何も見えてこないですよ。

それに放射線のことをもっと知るべきなのは親御さんや各専門分野の、第一線で働いている人々であって。シビリアンコントロールという言語がありますが、これからの社会はサイエンティストを市民や政府がしっかりと見張らなければならない時代になったように思います。阪神淡路大震災の時代に日本でサリンが作られてしまったのも、若きサイエンティストが倫理学を学ぶ機会を失っていたからです。倫理というものは幼い頃に一度学べばもう良いというようなものではなく、体操をしないままで居ると体が錆びつくのと同じで、常日頃から必要とされている学問だと思います。

変化が激しい時期には、新しいことを言いたがる人の主張を信じず、古典に学ぶべきだと感じます。


http://akarinohon.com/basic/tsunamito_ningen.html  (ページ数 約15枚)




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