雨の夜 樋口一葉

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今日は樋口一葉の「雨の夜」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
樋口一葉は古典的な文体で、ぼくにとっては読むのが難しいんですが、これはたった三ページの作品なので読めました。自分の読み方としては、まず意味が判らなくても全部読んでしまって、それからもう1回読むと、なんだか文章の意味が入ってきました。雨の描写と老いた親への心情とが、和歌でいう掛詞のように共鳴しあっていて美しいんですよ。
 
 
「淋しからぬかは」という表現があって、「淋しくはないだろうか……いや、淋しい」ということを樋口一葉が書いているのに、読み手の心情としてはそういう正直な気持ちを読むことができて腑に落ちるというか、納得したというか、書き手の静かな心情に触れたように思えて魅了されました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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