落語・教祖列伝 飛燕流開祖 坂口安吾

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今日は坂口安吾の「落語・教祖列伝 飛燕流開祖」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、戦後すぐに書かれた創作落語なんですが、手塚治虫の戦争描写のようなギョッとする場面が描かれていて、時代性が色濃い物語だと思います。しかし娯楽作品なので、かなり面白おかしく書いています。十手使いの岡っ引きが、現代で言うと警官の使いっ走りが、みごとな体術で犯人をつかまえます。こんなにおもしろく書けて、しかも五十年以上たっても色あせないというのがすごいです。
 
 
岡っ引きというのは現代で言うとどういう人なんだろうと思ってwikiで調べてみると、非公認の警察協力者だ、と書かれていて驚きました。てっきり、警察組織の下っ端なのかと思っていましたが、そうじゃないんですね。賞金稼ぎみたいなもんで、警察と一般人とのちょうど中間に位置する存在のようです。悪人と一般人とのちょうど中間に居るんです。
 
 
中盤で「くらすける」という単語が出てくるんですが、これは山形や福島の方言で、ぶんなぐるという意味だそうです。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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