今日は村山籌子の「けが を した おおかぜくん」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これはごく短い童話なんですが、おおかぜくん、という主人公の存在感があってキャラが立ってるなあーと思いました。
びくともしない「いしのへい」というのが、いったい1939年のなにを象徴しているんだろうかと思って、村山籌子(むらやまかずこ)の当時の人生を調べてみたんですが、ネット上にはいまひとつ記録が残っていませんでした。戦時中には朝鮮に亡命をしていたそうで、戦後に日本で療養につとめていたのですが、運悪く亡くなってしまった、戦中の童話作家です。
主人公の「かぜくん」が、自ら動いてゆく、その展開がみごとな童話です。
以下の「シンプル表示の縦書きテキスト」をご利用ください。(縦書きブラウザの使い方はこちら)
https://akarinohon.com/migration/kegao_shita_okazekun.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)
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明かりの本は新サイトに移行しました!
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明かりの本 新サイトURL
https://akarinohon.com
(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)
appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。
ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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