神曲 天堂(6) ダンテ

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今日はダンテの「神曲 天堂」第六曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
皇帝ユスティニアヌスがかつての時代を語るのですが、ベリサリウスの凱旋やアガペトゥスとの対話を通して、五百年以上前のハンニバルの時代、クレオパトラの人生を語っていて、壮大です。
 
 
じつにさまざまな時代が語られています。
 
 
ダンテの神曲は、かつてwikipediaのような知の網羅性を持っていて、百科事典から知を得るように、これを読んだ人がさまざまなことを知っていったんじゃないのかなと思いました。
 
 
ダンテはロミューという無名の同時代人に仮託して、作者ダンテ自身の心境についてこう記しています。「彼は良かれと思ってやったことで、ずいぶんと侮辱されつづけてきたのだ。他人の善意を悪意に変えてしまう者は、道を誤っている(略)老いて貧しく、里を追われ、食うものにも困ってパンを求めた。その彼の心を知れば、誰だって……」山川訳はこうです。
 
 
  彼を陷れしプロヴェンツァ人等笑ふをえざりき、是故に他人の善行をわが禍ひとなす者は即ち邪道を歩む者なり
 
 
  老いて貧しき身をもちて彼去りぬ、世もし一口一口と食を乞ひ求めし時のその固き心を知らば
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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