神曲 天堂(21) ダンテ

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今日はダンテの「神曲 天堂」第二十一曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
今回の土星天では、天国の華やかな喜びを突き抜け、静かな安らぎと言うことが、広がっている世界なのでした。沈黙と共にある、静かな幸福に満たされた領域です。
 
 
えーと、いまなにか仕事が立て込んでいて、安らかさからはほど遠い心境で読んだので、むつかしかったです。この天堂の土星天に暮らす者は、生前も、黙想の生活をして、静かに生きていたのであります。
 
 
この天堂にいる、ペトルス・ダミアニ(ピエートロ・ダミアーノ)は、質素であることをたいせつにしていて、豪奢な毛皮に身を包み、ぜいたくのかぎりをし尽くしている聖職者について、まるで二匹の獣が進むかのようだと、批判をしています。山川訳はこうです。
 
 
かれらまたその表衣(うはぎ)にて乘馬(じようめ)を蔽(おほ)ふ、これ一枚の皮の下にて二匹の獸の出るなり、あゝ何の忍耐ぞ、怺(こら)へてこゝにいたるとは。
 
 

 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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