神曲 天堂(25) ダンテ

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今日はダンテの「神曲 天堂」第二十五曲を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ヤコブが現れて、ダンテに希望について語ります。ダンテはヤコブの問いに答えて、こういうことを言うんです。「希望というのは、未来の光について、惑うこと無く信じ、神の恩恵と、先立つ功徳によってそれが実現するものです」山川訳はこうです。
 
 
望みとは未來の榮光の確(かた)き期待にて、かゝる期待は神の恩惠(めぐみ)と先立つ功徳より生ず
 
 
それから、見ようとするものが見えない、ということを描いていて、とても印象に残りました。ダンテはヨハネの光明を見ようとして、しかしあまりにもその存在がまぶしすぎて見えなかった。目を眩ませているダンテに対して、ヨハネは「ここにあるはずのないものを見ようとして、なぜ目をくらませるのだ。私の肉体は地に眠っているのだ」と言います。山川訳はこうです。
 
 
汝何ぞこゝに在らざる物を視んとて汝の目を眩(まばゆ)うするや
わが肉體は土にして地にあり
 
 
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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