山月記 中島敦

 
今日は中島敦の山月記を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。中島敦は幼い頃から漢学を熱心に学んでいた作家です。
これは1942年に作られた物語で、日本の文学全集には必ずと言っていいほど掲載される有名な作品です。
「詩人になりたかった」という男が虎になると言うとても不思議なストーリーです。
原形は、中国の『人虎伝』で、漢文を研究し尽くした中島敦がこれを日本向けの物語に編み直しています。
なにか孤独な男をけんめいに描いているように思うのですが。たいへんに格式高い漢文調の物語です。今回は、旧字旧仮名遣い版を公開してみました。迫力のある文章です。10数ページと短いですので、ぜひ読み通してみてください。
 
 
 



こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
http://akarinohon.com/basic/sangetsuki.html
(約10頁 / ロード時間約30秒)





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山月記 中島敦” への3件のコメント

  1.    こんにちは・・・♪
    今日は山月記読ませていただきましたがまたまた漢詩文
    の読めないところがあり読み方お願い出来たらおねがいします。
    偶因狂疾成殊類 災患相仍不可逃
       今日爪牙誰敢敵 当時声跡共相高
       我為異物蓬茅下 君已乗気勢豪
       此夕渓山対明月 不成長嘯但成

    • トキ子さん。書き込みありがとうございます。
      漢詩のルビを調べてみました。

      偶因狂疾成殊類
      たまたまきょうしつによりて しゅるいとなる
      災患相仍不可逃
      さいかんあいよって のがるべからず
      今日爪牙誰敢敵
      こんにちのそうが たれか あえて てきせん
      当時声跡共相高
      とうじの せいせき ともに あいたかし
      我為異物蓬茅下
      われ いぶつとなる ほうぼうのもと
      君已乗■気勢豪
      きみすでに ようにのりて きせい ごうなり
      此夕渓山対明月
      このゆうべ けいざんめいげつに たいす
      不成長嘯但成■
      ちょうしょうをなさず ただこうをなす

      詩の意味はこちらをご覧ください。
      http://oak.zero.ad.jp/teru/gakusyu/sangetuki/shi.html

      ところで僕も漢詩がほとんど読めないんです。
      ですからこうやって調べる機会があると、より小説の内容が理解できて面白いです。
      ルビを振っているだけでも、小説の奥深さが見えてきて楽しいです。

      また、今回はyoutubeのこちらの朗読から漢詩の読みかたを調べられました。
      http://www.youtube.com/watch?v=iGM2bJVyccE&feature=related

      視覚障害を持っておられる方が、読んで欲しがっているものを読むボランティアがあると言うことも、僕はあまり知りませんでした。すてきなお仕事ですね。無理をなさらず、ゆっくりと続けてくださいね。

      島崎藤村の「若菜集」を公開したんですね。さっそく聞いてみました。
      http://www.geocities.jp/tokiko22111abc/newonyaku/newonyaku.html

      トキ子さんのサイトは、聞いてみたい文学の音声ファイルがまとめられているので親しみやすいと思います。

      • ありがとうございました。
        HPの音訳は現在所属の会の引っ越しで注文の音訳がないのでその間に読みたい本の音訳増やしているところです。
        最近は9年前と違い歯は治療中で身体も大分衰えているので滑舌や声に自信なくて不安なのに進行しています(笑)

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