坊っちゃん(11) 夏目漱石

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今日は夏目漱石の「坊っちゃん」その(11)を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
坊っちゃんは、今回で完結です。まだ未読の方は、ここからは完全にネタバレなので、ぜひこれは読まないで、漱石の本文のほうに挑戦してみてください
 
 
坊っちゃんが突っ込んでいって、群衆での大乱闘にまで発展したケンカが、新聞記事になっていた。しかもケンカを止めに入ったのに、ケンカの首謀者として書かれてしまったというのが、すごいですよ。ひどい新聞社があったもんだと。現代でもこういうことってあるなあ、と思いました……。
 
 
顔も傷だらけで、名誉も傷ついてしまった主人公。しかし、なにも悪いことなどしておらんのだから、教師として今日学校にゆかないと男がすたる。主人公はきっぱりと辞表を提出するつもりだ。かっこ良い話なんです。これは現代的な物語に書き換えたらずいぶん迫力があるだろうなあと思いました。
 
 
赤シャツはこう言うときでも、なにかこうやたらと不気味に親切だ。やはり裏があるのではと思う主人公。じつは昨日の乱闘さわぎと、大嘘の新聞記事は、なんと赤シャツが仕組んだワナだったんです。山嵐と坊っちゃんは、これに気づいた。物語上不思議なのが、いままで主人公をバカにしてきた子どもたちが、なぜかここにきて、傷顔の男をかっこ良いと捉えている。
 
 
幼い頃のこう、童心とか正義感というものが、終盤になって主人公に甦ってくるんです。そこがじつに良かったです。よく帰ってきた、という言葉があってそこが気持ちよく読めました。
 
 

 
 
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
http://akarinohon.com/center/bocchan11.html
(約30頁 / ロード時間約30秒)
iPadやノートPCなどに対応した、シンプル表示の縦書きテキスト版はこちら  (全11章通読はこちら 前編 後編 )
 
 
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