読み終えられなかった文学作品を、最後まで読む方法

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おもしろそうな名作があるので、ぜひ読んでみたいけれども、どうしても途中で挫折してしまう、という方のために、奇妙な読書法を紹介します。
 
 
まず、青空文庫で、有名な本を探し出してみます。有名でしかも古い本でないとダメです。ページ数がちょうど良いものを選ぶのがコツだと思います。それから、「作家名 題名 朗読」とグーグルで検索します。
 
 
(例) 「泉鏡花 朗読」
(例その2) 「夏目漱石 吾輩は猫である 朗読」
 
これで、読みたい文学の、朗読ファイルをネット上で聞くことが出来ます。これと同時に、名作をテキスト表示で追ってゆきます。そうすると、テレビや映画のように、途中で中断することが出来ずに、するすると、いちおう最後まで読みおえることが出来ます。
 
 
ちなみに、僕は、どうも気が散って読めない時は、朗読ファイルを2倍速で再生しながら、明かりの本の縦書き表示を読んでゆくということをやってみています。それでもゲームやツイッターをやってしまって、期限までに本が読み終えられないときは、ケータイを家に放置して図書館でカンヅメになります。
 
 
それから、古語が難しすぎる本の場合は、秀逸な現代語訳をamazonで購入して、古典といっしょに読みすすめる、ということをやっています。

  
朗読を聞ける文学作品を、いくつか紹介してみます。



縦書き表示で中島敦の「山月記」を読む
 
 


縦書き表示で芥川龍之の「蜘蛛の糸」を読む
 
 
あと、朗読では無くて、演劇として上手く短くまとめた、耳で聞くドラマというのもyoutubeにありました。



夏目漱石の「坊っちゃん」を、縦書き表示で読む







明かりの本は新サイトに移行しました!

URLの登録変更をよろしくお願いいたします。



明かりの本 新サイトURL

https://akarinohon.com

(Windowsでも、なめらかな縦書き表示になるように改善しました!)

appleのmacやタブレットやスマートフォンなど、これまで縦書き表示がむずかしかった端末でも、ほぼ99%縦書き表示に対応し、よみやすいページ構成を実現しました。ぜひ新しいサイトで読書をお楽しみください。











 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

縦書き文庫の装画
装画をクリックするか、ここから全文を読んでください。 (使い方はこちら) (無料オーディオブックの解説)
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
 
『ゲーテ詩集』全文を読むにはこちらをクリックしてください













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