言いたい事と言わねばならない事と 桐生悠々

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今日は桐生悠々の「言いたい事と言わねばならない事と」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
戦時中に軍を批判し、仕事を失った新聞記者の桐生悠々氏の随筆を、ちょっと紹介してみます。批判をするということが禁じられると、日本は、出口の無い混迷につねに陥ってきたように思えます。
 
 
「言いたい事」というと、山本五十六の「苦しいこともあるだろう。云い度いこともあるだろう。……」というのを思い出すんですが、太平洋戦争の序盤の指揮をとった山本五十六は、じつはアメリカ留学を行ったことがあって、多くの日本人の感覚とは違っていて日米戦はどうしても避けるべきだと主張したことがあり、日本が負けるに決まっていることが戦争前から判っていたようです。しかし、1年くらい戦っておれば、いずれ和平交渉になって、日本の国土は守られる、というような完全に間違った予測というのが軍や政府の中であったようで、その全体の意向に引きずられて、日本は滅びる大戦に突き進んでいったようです。
 
 
桐生悠々氏は、発言をすることによって仕事と暮らしを妨害される、という状況下で、どのように語ることにしたかを、書きしるしています。言いたいことはこらえざるを得ないけれども、どうしても必要だということについては、なにがあっても言わねばならない、ということを書いています。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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