図書館法と出版界 中井正一

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今日は中井正一の「図書館法と出版界」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
ぼくはフリーコンテンツというか無料文化というのが大好きで、wikipediaに投稿をつづける知識人たちだとか、ワードプレスの秀逸なプログラマーたちとか、あるいは紅葉を見るためにカメラを持って散歩してみるとか、あとCM込みのテレビ・ラジオやyoutubeとか、それから図書館などいろいろあって、とにかく昔からこの無料ものという世界が好きです。
 
 
今日はなんというもんでも無いんですが、現代の図書館について説明してみます。当たり前なことしか書かないのですが、興味のある方は読んでみてください。
 
 
まず、自分の家の近くに、図書館があるかどうかを調べます。そんなの知っているという場合でも意外と、となり町の図書館がすっごく使えるとか、学校やバイト先の近くに図書館がある、という事実を知らなかったりするかと思います。ぼくの場合は、高校のすぐ真横に図書館があることを卒業するまで知らなかったんです。当時これを知っていたら、もっと若い頃から本を読んだ気がします。なので、もうすでに知っていると思っていても、改めてちょっと調べてみてください。
 
 
グーグルで「図書館 東京 新宿」とか「図書館 沖縄県那覇市安里」というように入力し、自分の住んでいる町の名前で、検索します。
 
 
基本的なことすぎて恐縮ですが、グーグルで検索するときは、単語を2つか3つあわせて「1文字アキ」で検索すると、知りたい情報に辿りつきやすいです。「図書館」と検索するんでなしに「図書館 ○○市○○町」とか「図書館 上野 開館時間」というように複数の単語で検索します。
 
 
それで、ぼくが図書館にはまったのは、蔵書検索というのが使いやすかったからなんです。たとえば大阪市で言うとこれです。全国の蔵書を調べるにはこちらの「カーリル」が便利です。図書館の施設内にはほぼ必ず、本を検索をするための端末があります。判らない場合は図書館員に聞いてみてください。
 
 
哲学を独習してみたいと言うときに、本屋に行ってもなかなか良い本が発見できない。しかしインターネット上のwikipediaなどを通して知った情報を頼りに、図書館の蔵書検索で本を調べて借りてみると、これがじつにおもしろかったんです。蔵書検索はオススメです。いきなり本屋では、はずれをひいてしまいやすい、と思います。図書館を使えば、インターネットで知った初歩的な情報を元に、より内容の濃い読書体験が出来ると思います。
 
 
以上です。
 
 
それで本題なんですが、「図書館法と出版界」というのは、図書館を創る運動をやっておった中井正一のごくごく短い随筆です。
 
 
中井正一は「図書館法と出版界」にて、こう書いています。戦後にアメリカは、日本の図書館を整備することに強い関心を示した。戦後日本の図書館の予算は、当初かなり小規模であった。七千の公民館を図書館化するためには、それ相応の資金を必要とした……。とうじ、図書館が設立されれば、良書の流布が速やかになって、それなりの収益も見込める、と中井正一は60年以上前に、書いています。現代に於ける図書館の重要性は、困惑するような情報の混沌から抜け出して、好きな領域に近づきやすくなる……という点にあるのかなあと思いました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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