少女 渡辺温

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今日は渡辺温の「少女」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは推理作家の、ごく一般的な掌編小説なんですが、どうにも不思議な話です。ほんの10ページほどの作品です。井深君は、ある少女のことが好きなんですが、それとはまったく無関係に、町中で、別の少女に出逢う。その2人目の少女が、どうしたわけか、びっくりするほど恋人とそっくりな顔をしている。
 
 
片思いをしている少女に、うりふたつな不良少女が町中で、なぜかひどい目にあっている。恋人にそっくりな少女が、不良なふるまいをしたということで、いじめられている。それで井深君は……。続きは本文をご覧ください。
 
 
じつに奇妙な展開をするんですが、現実にこれは、ありえる話だというオチがあって、すこぶる気に入りました。これは、とくにトリックのしかけが存在していない短編小説なんですが、推理作家ってこういう認識の不可思議を、書くんだなあと、感服しました。推理というと、殺人と推理の組み合わせが王道なわけなんですが、恋愛と推理って、ものっすごい相性が良いみたいです。知らなかったです。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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