高瀬舟 森鴎外

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今日は森鴎外の「高瀬舟」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは、意外と短い作品なんですが、森鴎外の代表作のひとつで、高瀬川を下って、流刑に処される罪人を描いた物語です。江戸時代を静謐に描いた作品で、歴史小説のように時代背景が、正確に記されています。
 
 
喜助というのが、じつに奇妙な罪人で、島ながしをされる時に、ずいぶん朗らかな態度でいる。
 
 
普通なら監獄島へゆくことは泣くほどつらいことなのに、喜助はどうしてそんなに楽しそうにしているのか……。
 
 
なんど読んでも、やはり名作です。登場人物はたったの2人で、船を漕いでいる同心(役人)の庄兵衛と、罪人の喜助の、ただ2人だけなんです。
 
 
書き手と、語り手と、同心(役人)と喜助と、喜助の罪の記憶と……そうして罪人ぜんたいと、こうきれいな段階を踏んで、平生なら理解できない心情が、詳らかに描きだされています。
 
 
森鴎外は、軍医としてこういう危機的な状況というのを、どうもやはり別の形で経験をして居て、このように秀逸な物語を描いたのではないかと思いました。
 
 

 
 
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
http://akarinohon.com/center/takasebune.html
(約30頁 / ロード時間約30秒)
iPadやノートPCなどに対応した、シンプル表示の縦書きテキスト版はこちら
 
 
 
 




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