牛人 中島敦

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今日は中島敦の「牛人」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
中島敦は、伝統的な文体と社会考察を用いながら、夢のように幻想的な物語を描いています。ある人生のはざまで起きたことと、夢とをこう、うまく混ぜ合わせて物語を展開しています。
 
 
人生の節目で、謎の女と契った叔孫豹しゅくそんひょうという男。それから、黒い牛にそっくりな、謎の経歴の少年、豎牛じゅぎゅう。この二人をとりまく家来たち。この3者の物語です。危機に対峙してゆくのが文学だ、という話を聞いたことがありますが、まさにこの作品は怖ろしいことをじっくりと丁寧に描いています。寄る辺ない一人者の、不忠と生存を描いています。なかなかに暗い、しかし魅了される物語でした。
 
 
あと、この名作にはyoutubeで朗読がありましたので、読みたいのに読み終えられなかった方は、こっちで全文聞きおえてみてください
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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