笑い 寺田寅彦

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今日は寺田寅彦の「笑い」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これは寺田寅彦が、幼い頃の笑いの経験をいくつかひもとき、とくに体がくすぐったかったり緊張と緩和の位置関係がおかしいときに、笑うところを描写しつつ、それをもとに、どういう現象が起きると笑うのかを、論理的に思索している随筆です。
 
 
寺田寅彦はそもそも東大(旧帝大)の物理学者で、随筆は副業のようなものだったわけなんですが、小説家の文体とは明らかに異なる簡潔な筆記でありながら、その観察眼の鋭さはもう、歴史的作家を凌ぐこの、徹底ぶりがあって、感覚の再現度とでもいうんでしょうか、リアリティーというか、文章に引き込む力がとんでもないわけなんですけど、今回の随筆の前半部分を読んでいて、言葉だけで、こんなにリアルにものごとを書けるのか! と衝撃を受けました。後半はそれを元に、笑いの仕組みを検討しています。
 
 
寺田寅彦が伝えようとしていることよりも、その文章力の秀逸さに舌を巻きました。私小説とか、随筆が好きだという方は、ぜひちょっと読んでみてください。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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