悟浄歎異 ―沙門悟浄の手記― 中島敦

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今日は中島敦の「悟浄歎異 沙門悟浄の手記」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
これレアな作品なんです。中国の伝統的な文学を日本語で描いたあの、中島敦が、孫悟空と猪八戒の、アホな遊びを、漫才みたいに描いているところから、話しがはじまります。
 
 
中国では「がんばれ」は「加油」と書くらしいですが、なにかそういう中国ならではの、爆竹の鳴り響くような情熱の意識や、独特なこっけいさを、わかりやすい言葉づかいで、精妙に描きだしています。
 
 
闘いの描写は迫力があるんですが、そこから先、だんだん中島敦の文学性のほうへするすると流れ込んでゆくのが、なんだかおもしろかったです。老子の「無用の用」のような話しになってゆくんです。上手い変化だと思いました。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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