今日は高村光太郎の『智恵子抄』その38を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
智恵子抄は、そのほとんどが戦中に描かれたものですが、前回の「報告」と前前回の「松庵寺」だけは、戦後に書き加えられたものなんです。順番をどうして時間軸通りにしなかったのか、この詩の並びかたも、詩集「智恵子抄」のひとつの魅力のように思います。これは戦後に読んでよいものだ、と高村光太郎は判断して、これ以降の詩があるのかなあ、と思いました。
作中に記されている「ヴエズヴイオ」というのはwikiにはこう書いています。
「イタリア・カンパーニア州にある火山。ナポリから東へ約9kmのナポリ湾岸にある」「紀元前217年にも大規模な噴火を起こしている。紀元62年2月5日に大地震があり、付近の町に大損害を与えた」「皇帝ネロは復興に国を挙げて取り組み、純ローマ風の街として再建した」
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https://akarinohon.com/migration/chiekosho38.html
(約1頁 / ロード時間約30秒)
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ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。
(総ページ数/約10頁 ロード時間/約10秒)
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