鼻 芥川龍之介

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今日は芥川龍之介の「鼻」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
これは芥川龍之介のかなり有名な代表作です。


禅智内供は、鼻が長すぎて困っているお坊さんなのです。鼻がどうも、他の人とぜんぜん違う。それで悩んでいる。「みんなちがって、みんないい」という詩を残したのは金子みすずですが、芥川龍之介は他の作家となんだか雰囲気が違うなあとよく思います。


芥川龍之介は短いけれども印象深い、短編小説の名手であります。芥川龍之介の作品は、じつは創作と言うよりも翻訳であったり、古い話を新しく作りかえることが非常に上手かったのだそうです。だから芥川龍之介の小説には原典がけっこうあるのです。おもに中国の古い物語が原典である場合が多いんです。


芥川龍之介の作品はとても印象的なので、スタンドアローンなオリジナル創作にこだわっている人なんだと思い込んでいたんですが、実際は古い物語を作り直すことを重視している作家なのだそうです。


古いものをしっかりとよく見ようとする人のほうが、かえって独創的に思える作品を残すのが不思議です。ギリシャ神話を引用して哲学を創ったり、ギリシャ神話になぞらえて現代小説を書く作家が居ますがそういう人が、オリジナルだなあと感じるのです。不思議です。
 
 


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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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