幸福の王子 オスカー・ワイルド

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今日はオスカー・ワイルドの「幸福の王子」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
有島武郎の「燕と王子」という作品があってぼくは好きなんですけど、これの原典が、今回紹介するオスカーワイルドの「幸福の王子」です。
 
 
2つの作品はとてもよく似ているんですけど、ひとつ違っているところは、ワイルドの原典のほうには、あしが登場するところです。ツバメは葦に恋をして、それで南国への出発がちょっと遅れてしまった。
 
 
ツバメのほうが中心的に描かれていて、この愛らしい描写がみごとなんです。物語の展開が華麗ですよ。冒頭の葦の揺れ動くさまの描写だけで、魅了されてしまうんです。ワイルドは、2人組を描くのがものすごい上手いですよ。とくにツバメの動きから連想されるような、動物らしい可憐で移り気な性格の描写がうまいんだなあ……と溜息をつきながら読みました。
 
 
あと、wikipediaでツバメのことをちょっと調べてみたら、ツバメは人間なら3年以上かけてやることを、たったの1カ月でやり終えちゃうんですね。何も無いところから巣作りをはじめて、タマゴを産んで育てるまで、たったの1カ月です。びっくりしました。
 
 

 
 
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 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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