ボントクタデ 牧野富太郎

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今日は牧野富太郎の「日本で最大の南天材」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
牧野富太郎は植物学者で、この随筆とwikipediaを同時に読むとミラクルにおもしろいんですけど、今回はタデの話しです。『たで食う虫も好き好き』ということわざがあって、子どもの頃これをおぼえてしょっちゅう使っていたんですけど、そのタデなんです。もう何十年も『たで食う虫も好き好き』というのは、田んぼにはいろんな虫がいるので、その恋愛や趣味も人それぞれ、だと思い込んでましたが、じっさいには、たでのように苦い植物を好きこのんで食う虫も居るんです、という意味らしいです。

 
植物は、人間にとって食糧だったり、空気や環境の調整役だったり、服だったり、美そのものだったり、毒や薬や幻想だったり、デザートだったり、パフュームだったり、科学に役立ったり文学の中心にあったり、いろんな意味があると思うんです。
 
 
牧野富太郎はボントクタデを見ながら言葉の歴史を考えてみたり、句作をしてみたりするんです。wikipediaによれば「ポンツク」というのは方言で「間抜けな所があるが、愛嬌があって憎めない人」という意味らしいです。これが地方によってはボントクとかボンクラとか呼ばれることもあって、ボントクタデ。タデはおしなべてカライ。しかしボントクタデは、タデなのにカラくない。それでボンクラタデとかボントクタデと言われているそうです。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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