ハイネ詩集(4)

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今日は生田春月訳の「ハイネ詩集」その4を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
その人にしか書けないものをみんなに判るように書くのが……詩の言葉だ、という話しを聞いたことがあるんですけど、ハイネの今回の詩は、これは他に書く人が居ないだろうと、じつに甘露な言葉が書き記されています。
 
 
 わたしの歌が
 花であつたらよからうに
 
 
という言葉が印象に残りました。ハイネはじつは、その詩が当時もっとも歌になった詩人で、その意味で大衆的な詩人だと認識されてきたのだそうです。こんな詩の言葉もあります。
 
 
 わたしの歌が
 接吻きすであつたらよからうに
 わたしはそれをこつそりと
 あの人の頬におくらうに
 
 
現代の歌よりも甘い言葉が描きだされています。ハイネはしかし、政治批判や哲学読解や、宗教批判をとことん行った知識人でもあって、多様な側面がある詩人なんです。ハイネは詩を次のように作りたかったのかもしれない、と思いました。
 
 
 わたしの歌が
 豌豆ゑんどうであつたらよからうに
 それをスウプに煮たならば
 さぞやおいしいことだらうに
 
 

 
 
こちらのリンクから全文読めます。(縦書きブラウザの使い方はこちら
http://akarinohon.com/letters/heine04.html
(約50頁 / ロード時間約30秒)
iPadやノートPCなどに対応した、シンプル表示の縦書きテキスト版はこちら
 
 
 
全文通読はこちら
 
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