ベリンスキーの眼力 宮本百合子

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今日は宮本百合子の「ベリンスキーの眼力」を公開します。縦書き表示で全文読めますよ。
 
 
新しい本を読んでみたいというときに、いつもやる方法は、誰が誰を推しているのか、をメモしてそれを元に、面白そうな古典を探してみる、というふうにしているんです。
 
 
この前メモしたのは、ボブ・ディランが若いころにどんな本を読んでいたか……という発言の切り抜きなんですけど、彼は「キップリングやバーナード・ショー、トーマス・マン、パール・バック、アルベール・カミュ、ヘミングウェイなど」を愛読してきたそうなんです。「私は幼い頃から」「このような」「人たちの作品に親しみ、愛読し、吸収し」そして「シェークスピア」と同じように「創造的な努力とともにあらゆる日常的な物事に追われ」つづけている、と発言しているんですよ。正確な文脈はこちらをご覧ください。


へええ、と思ってこんど読んでみようと思ってたんですけど、まだちっとも読めていないです。いっぱい居るんだなー、すごい文学者、と思いつつ、いつかこのメモをもとに古典文学を読んでみたいなと思っています。そう言えば、坂口安吾が大好きな作家の筆頭も「シエクスピア」なんです。
 
 
宮本百合子はシェークスピアを読み解くにあたって、ロシアの評論家ベリンスキーのまなざしを借りていて、これを批判的に思索している。
 
 
シェイクスピアは世界でいちばんの詩人かもしれない。その中でも『マクベス』こそが文学の最高峰かもしれない。そしてこの作家のもう一つの側面は、彼が野蛮な時代をじっと見つめたところにその最大の特徴があると、つまり魔女狩りが盛んに行われていた世界で、その次の時代を切り開いたのがシェイクスピアなのであると……。理性の誕生を、そこから目撃する……。理性の誕生。詳しくは本文をご覧ください。
 
 
えーと、ぼくはシェイクスピアがむつかしくてまだちっとも読めていないんですが、『マクベス』だけはいつか読んでみたいなあ……いつごろ読めるかなあ……と思っています。
 
 

 
 
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 ここからは新サイトの「ゲーテ詩集」を紹介します。縦書き表示で読めますよ。
 幼かった頃の夢想のことを、ゲーテは「黄金の空想よ」と記します。ゲーテの詩には、神話的なものと理知的なものが混在していて、これが魅力のように思います。ゲーテはゲルマン神話と、とくにギリシャ神話の影響が色濃いようです。
 この詩集は生田春月が翻訳をした作品です。ゲーテは政治家としても活躍し、かのナポレオンからも尊敬されていた作家で、その言葉を詩で楽しめるというのは、なんだか嬉しいように思います。

  

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